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□その他
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今日は沢山の人が裁かれた

「疲れたー」
「お疲れ様です」

仕事机にバタンと体勢を崩した大王に飲み物を差し出す

「お、流石鬼男君!ありがとう」
「どうも」

大王はそれを一気に飲み物を飲み干し、机に肘を付きため息をついた
それも仕方のない事だ。ここのところは冥界に来る魂の数も多く、あの閻魔大王でさえ全くさぼる事なく仕事をこなしてきたのだから

(なんで、この人だけがこんな事をしなくちゃいけないんだ?)

最近では、身勝手な・・・自ら命を絶つようなやからもいる。そんな奴だって裁かなければいけないなんて、なんて大王は…

「鬼男君」

急に大王呼ばれ思考から現実にもどされる「はい」と返事をして大王を見ると全てを見通したような瞳が僕を捕らえていた

「オレは、鬼男君が思ってるほど可哀相ではないよ」

僕の考えていた事全てが分かっていたみたいだ

「まぁ、さぁ確かに辛いし面倒臭いけど、一番最初に死の理を知ったのはオレだからね。これはオレにしか出来ないし、オレはそれを誇りに思ってるよ」
「閻魔大王…」

そうとだけ言って真面目な顔はフッと消えてフニャッとしたいつものアホが現われた

「それに辛いときはちょー優秀で優しい鬼男君が癒してくれるしー
あ、鬼男君がセーラーを服を着てくれたらもっと癒されるんだけど…」

だめ?っというように首をかしげる
言っとくけどアンタ可愛くないぞ

「・・・何いってんですかアンタ…着ませんからね」

先程までとのいきなりの変わりように軽く頭痛がおきそうだ

「・・・じゃあこれ明日の分の名簿ですから、明日も頑張って下さいよ」
「鬼男君」
「なんですか?」
「ありがと」

そんな言葉今更だろう
僕が貴方を助ける事ができなくても僕の存在が貴方を少しでも癒すことができるものなのならば、僕は僕の全てをアンタに捧げてやる

「どういたしまして」













献身的愛情
(アンタが僕を必要としなくなるその時まで、ずっと)




‐‐‐‐‐‐‐‐
きっと閻鬼
閻魔は人類で始めに死んだ人物だとかなんだとか、聞いたような・・・?(あやふや)
自分設定多くてすいません!


081210
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