なると連載
□第二話:異世界
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蠍「ここは一体どこなんだ?どこの里だ?」
目の前の女性(変態)に聞くと、
「えぇ?里?そんなのないよ。ここは日本だよ。それにしても、君達最高だね!!ちょっと写真撮ってもいいかな?」
蠍「黙れ。」
長「に…ほん…だと?」
「そうだよ。それにしても二人とも萌え!!うわ、その仕草とか最高!!」
長「え?二人だと?」
この現場にいたのはサソリとペインしかいなかったのだ。
なんで今まで気づかなかったのか、凄い疑問だ。
長「他のメンバーは?」
蠍「知らねぇ。この変態の言ってること当てにできるか?」
二人にとっても信じられない。
長「そうだな。異世界に来てしまったなんてな。しかもこんなに背丈が縮むなど…。」
ありえないのだ。
「ふん、ありえるよ。こんな萌えを神様から授かった私は最高だぜ!!もう死んでいい?」
蠍「シリアスなムードを壊すな。変態。そして死ね。」
「ちっ、まぁいいよ。私についてきて。」
長・蠍「「・・・。」」
住む宛てもないため、この女性についていくことになった。
もうこいつと関わりたくない。
もっとマシなオリキャラ作れよ!!
「ギャフゥーーン!!こんな二人に萌え!!」
長「もう黙れとは言わない。死ね。」
風景もこんな服装も彼等のいた世界とは違いすぎる。
『異世界にタイムスリップした』という現実を受け止めなければならなかった。
そのまま歩いていると、
「あぁぁぁ!!」
いきなり女性が叫んだ。
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