メインでぃっしゅ

□マサルくん何してるの?
1ページ/3ページ

「おーいモエモエー」

「!?まさるくん??こんなトコで何してるの!?」

「何って部活に決まってるじゃないかぁ」

「でも……ここあたしの家だよ??」


……………。

「何言ってるんだモエモエ!!場所なんかでセクシーコマンドーは止めることはできないんだ!」

(……今の間はなんだろう……)

「うーん…まさるくんがここで部活することはおいといて皆はどうしたの??」

…………。

「さぁ」

(……え?意味分かんないよ…今日のまさるくん……なんかいつもと違うこともない…か?)


「と…とりあえずせっかく家に上がってくれたんだし、なにか……あっ!!昨日スッゴいクッキーを貰ったからもってくるね」


「スッゴいクッキー!?それはどれ位スッゴいんだ!??」

「スッゴいんだからスッゴいしかわかんないよ」
「……う〜んそれはスッゴいな!!…是非とも頂こうっっ!」


「じゃあちょっととってくるね」





カチャカチャ

よいしょっと

これだけあれば食べきれるかなあ

「!?まさるくん!!な…にしてるの………??部屋で待ってていいんだよ?」



「いやスッゴいクッキーの前にちょっと前菜を頂きたくてね」


「…まさるくん…クッキーの前に前菜は食べないよ……なんか……気持ち悪い取り合わせだよ…」

かちゃん…

まさるくんがあたしの後ろに手を付いたせいで、スッゴいクッキーが落ちちゃった
あああー勿体無いなぁ…

「……まさるくん……な…に……してるの??」

見るとまさるくんの顔が段々と近づいて来る
スッゴいクッキーが気になって気づかなかったけど、この体制……って!?

急に胸の脈打ちが早くなる……
だめ……目開けてられないよっ

えっでもよく考えればわけわかんないよ
なんでまさるくんがあたしに!??
えっえっえぇー
ていうかまさるくん動き遅くない??
んっなんかこしょばいっ
ちょっとだけ……ちょっとだけ……目開けて見よっかな……


………。


「まさるくん……??」
まさるくんはあたしの顎したに手を入れ撫でていた


「おーよしよし」

「まさるくんっっあたし猫じゃないよっ」


なんか…

なんか…

「ちょぴり期待したあたしが馬鹿みたいじゃないっっ」


………。
まさるくんは撫でていた手を止めた

あっしまったっ!!
つい声が……
てゆーか期待って??あーもー訳わかんないよぉー


「モエモエ期待ってどうしたのさ?何怒ってるんだい??」


「……まさるくんが訳わかんないことをさっきからするからでしょっ!」

まさるくんを押しのけようとした
けど手を掴まれた


「訳がわかんないのはモエモエのほうだろう??今日のモエモエは昔のアレに見えるよ」

まさるくんは空いてる手であたしの喉を撫でた

うぅ〜そんなに見つめながら話さないでよぉ〜
それに手なんか掴まれたら……

ドキドキ……


「アレって何?」

ちょっとでもドキドキがまさるくんに聞こえないようにしないと

「アレは………いやすまない……」


……アレに似てる??アレって何!!?…嫌だなぁ…
アレってなによぉっ…


ずっとまさるくんに撫でられているとなんだかほんわかしてきた…

何だろう…
立って入れなくてゆっくり座った
まさるくんもあたしの前に座ってあたしの喉を撫でていた


「モエモエ……君素質があるよ」
まさるくんはゆっくりあたしの顎を持ち上げた

はぁ……目が微睡んでくる……!???

ふとスッゴいクッキーが目に入った
まさるくん踏んでる!?

「駄目だよまさるくんっっ!!スッゴいクッキー何だからっっ」


急に力が入った


やっぱりスッゴいクッキーってスッゴい


「あぁ!ごめん!!気が付かなかったよ」

まさるくんは一緒にこぼれたスッゴいクッキーを拾ってくれた


その後は普通にヒゲについて語って

普通に別れた





ふぅ……まさるくん…何しに来たんだろう…


今日あった事を反芻してみた


「本当にまさるくん何しにきたんだろうっ!」

しまった!また声だしちゃった




モエモエ視点頑張ってみたが……なんじゃこりゃあ!!一応続きます
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ