Lonely Night

□Lonely Night
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さて、マリオたちがオドロン時院まで無事に到着する様ならボクも急いであっちに向かわなくちゃ、
マリオたちだけにしておいたら大変だ。
やっとゲットできたスターストーンを奪われてしまう。

それだけは勘弁だ

ボクの考える事は今までお見通しの様に読まれて何一つ叶わずに再起不能に近い状態までボコボコにされて終わってしまうという最悪なバッドエンドばっかりだ。
やっと手に入れられた夢への大きな一歩なんだ。
マリオなんかに、世界の人気者なんかに邪魔されてたまるか。





「村は兎も角、ここいらの地域は全体的に薄暗いのね
それに変な小細工ばっかり仕掛けちゃって」



クリスチーヌの言う通り、正面から見たら全然分からない紙のトリックやオドロン時院までの途中での土管も見つけるのに一苦労であった。






「村長ー」



コンコン、ドアを叩くといつもは『いらっしゃいマレッタ』と言って歓迎してくれる声が今日は物音一つも何も聞こえてこない。
あれー?家、間違えちゃったかなあ?

確認の為に周りをキョロキョロ。うん。間違いない。此処は村長の家だ。
返事がないと言う事は村長に何かあったのかな?


「…」


ばたーん!勢い良くドアを開ければ、な、何だろう、この香り
バラ…ぽい凄い良い香りなんだけど村長は香水なんてつけない…それ以前に香水なんてもの知らないかもしれない。
ちがうちがう!村長だよ!!
もう!どこ行っちゃったの村長ー!!









 

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