Lonely Night
□Lonely Night
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「くらいなさい!ずつきを!!」
『だったらこっちはジャンプだね!』
「…アイツ」
ランペルの奴、不安そうにシテイタワリニハ案外普通にヤッテルジャンカ
デモ、まだ完全に過去ヲ忘レタ訳ジャネーシナ
サッキモ何カ思い出シテタみたいだシ
仕方ないって言っタラ仕方ないケド
モウ何年モ経つンダゼ?
忘レタッテ良い頃ダゼ。未練ガマシイ奴。
シツコイ男は嫌ワレルゼ!
「…オウム、」
「ドワッ!!」
「ご、ごめんね、ビックリさせちゃったかな?ボク、ウスグラ村のマレッタっていうんだ」
「ク、クワーッ」
「君は、誰かのペットなのかな?首輪しているみたいだけど」
「クワークワーッ」
「あのバケモノに襲われたりしてない?ケガとかしていない?」
「クワーーーッ(寄るなーーーっ)!!!」
「いたっ、この子、恐怖心みたいなもの持っちゃってるのかな、」
「クワー」
「もしあのバケモノに悪い様にされたんだったら怖い思いしたかもしれないけど、ボクは君を飼い主さんの元に連れていきたいよ」
「クワー」
ハッ!オレハ今コイツに良いように思ワレテルトイウコトハ、オレがランペルとグルダッテ事に気ヅイテイナイノカ!!
コウイウ奴ハ、シッカリ使ワナキャ、ダヨナ
「クワークワー!」
「わわっ!どうしたのいきなり!」
「クワー!!」
「オウムさん、飼い主の所に戻りたいの?」
「クワー!クワー!」
「そっか!じゃあ一緒に村においで!」
「クワー」
「また よそ見?そんなに傷おっといて余裕なんてないでしょ!!」
オウムのやつ、上手い事やってくれてるね
このままアイツらの元に良い感じに混ざっててくれよ!
『うしゃしゃ!ボクがやられる訳ないだろう!ボクの名前を知らないお前らなんかに倒されるわけがない!!』
「イエス!!」
『なっ…!』
ランペルの背後から現れたマリオのジャンプが勢いよく直撃し、油断していたため、そのまま倒れてしまった。
『うしゃしゃしゃしゃ…』
倒れた間々、ランペルは小さく笑った。