Lonely Night
□Lonely Night
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「えっ！そ、それは アタイなんかに持たせたら危なっかしいって言っておねえさまが持ってるって…」
「ここまで来てアンタは言い訳するのかい！！あれが無かったらこんな所にまでわざわざ足を運ばないさね！！」
「んあー」
「で、でもアタイ本当に知らない…」
「つべこべ言わずに日が暮れるまでに探してきな！マリリン！やどやに行って休憩でもするよ！」
「んあー」
「そ、そんな…」
ぐすん、どうしてこんな、アタイは本当に何も渡されていないのに
でもおねえさまたちは行っちゃったし、探し出すしかないのよね！
そうよ！これは試練よ！
神様が与えた試練なのよ！！乗り越えなくちゃ！！
「！」
その頃、オドロン寺院でマリオによって倒された影はその場に倒れた間々であり、ゆっくりと起き上がった。
影は自分の姿を見て驚いた。
それは先ほど戦っていた相手の姿だったから。
いつ入れ替わったのかは分からないが、その影の中身は本物のマリオだった。
そしてマリオは考えた。
だとしたらマリオの体の方には誰が入っているのかと、
そして村長の家でマリオたち一行はちょっとしたご馳走を食べながら気ままに過ごしていた。
「いやはやマリオさんのような強い方がいらしてくれるとは思いもしませんでした」
「いえ、困っている人を助けることは当たり前ですから」
「村の者もすっかり元通りになってくれて、それもこれも全てマリオさんのおかげです！なんとお礼を申したら宜しいか…」
「いいんです、なにも気にしなくて…」
「おーいゴンザレス！！この肉うめえぞ！こっち来いよ！！」
「いま行きますよ！うしゃしゃしゃ！！」
すべての始まり！！！