二次小説

□優羽梨様から頂いた小説です!
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俺の名前は前原圭一。

都会に住んでいたが訳あってこの雛見沢に引っ越してきた。

学校ではよい友人に恵まれ、毎日充実した日々を過ごしている。

だが、あることが近づくにつれ俺は憂鬱な日が続いていた…

「はぁ〜…」

「どしたの圭ちゃーん。元気ないじゃん」

俺が机に突っ伏して溜め息をついていたのを魅音が心配して話かけてくれた。

「魅音か…俺は今猛烈に鬱だ」

「そんなの見りゃわかるよ。何があったのさ?」

「圭一くん…どうしたのかな?風邪ひいちゃったのかな?かな?」

「圭一、お風邪ひいてかわいそ、かわいそなのです。なでなで」

「あら、馬鹿は風邪ひかないといいましてよ?」

俺と魅音が話しているのを聞いて、レナ達も話しかけてくれた。梨花ちゃんが俺
の頭をなでている。沙都子は悪態をつきながらも顔は心配してくれているようだ
った。

「いや、風邪じゃないんだ…」

「風邪じゃなきゃどうしたのさ。いつもの圭ちゃんらしくないよ?」

魅音が唇をとがらせている。

「うーん…ごめんみんな、今はちょっと言えないんだ。落ち着いたら話すから」

「ここまで来て言えないなんてなんなんですの〜?」

「きっと大人の事情があるのです。沙都子も大人になったらわかりますですよ。
にぱ〜☆」

「梨花ぁ〜!バカにするのはやめてくださいまし!」

梨花ちゃんと沙都子がぱたぱたとかけてゆく。沙都子、大人になれ。

「話がそれたけどさ、圭ちゃんがそう言うならもう詮索しないよ。話してくれる
まで待つ」

「そうだね。でも圭一くん。無理しちゃダメなんだよ?だよ?」

「あぁ。すまないな、みんな」

やはり俺は素晴らしい友人に恵まれたんだな、としみじみ思った。

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俺のことを気遣ってくれたおかげか、今日の部活はなかった。あったとしても俺
がこのザマだから盛り上がらないだろう。

「部活は楽しめる時にやらなきゃね〜」

魅音がそう言いつつ、今日はバイトあるから先に帰るね、と足早に帰っていった


家に帰り、深々とため息をつく。

そろそろ、俺が憂鬱な理由を話さなければならない。

そう、それは…。
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