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□身長、握力。
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雷門中サッカー部キャプテン円堂 守はあせっていた
[どうした円堂]
いつもと様子の違う円堂をみて豪炎寺は顔を覗き込んだ
[豪炎寺ぃ〜]
ぐわしっっと豪炎寺に抱きつく
いつもならクールに流せるのだが、相手が円堂なので豪炎寺は焦る(いろんな意味で)
[わかったわかった、とりあえず落ち着け
一体何があったんだ]
一応悩んでいるわけを聞いてみた
なにか重大なことかもしれないし。
[・・・・・笑うなよ]
[笑わねーよ言ってみろよ]
[明後日・・・・・・]
明後日??
明後日は確か・・・・・・・
[身体検査・・・・・]
[ああ]
だんだん何が云いたいかわかってきた
[・・・その・・あれだよあれ身長測るあれ
・・・・いやだぁ!!]
わっと顔を隠してしまった
泣き顔も可愛いのにな
いやいやそうじゃなくて、つまり円堂が悩んでいたのは身体測定がきになっていたらしい
そんでもって円堂はGKをやっているくせに身体が小さい。一年生と並べても、そんなに変らないだろう
男にとっては背が小さいのはコンプレックス。
標準よりちいさい円堂にとってはなおさらだ
ろう
でもそんな悩んでいる円堂も可愛いなと思ってしまい、思わず笑ってしまった
[・・・・・笑ったな]
しまった、ついつい円堂のこととなると、気持ちが緩む
そんなことはしらずと円堂の頬が真っ赤になり、
[豪炎寺のばかぁ―――!!]
わっと駈け出していった
豪炎寺は表面上はダメ―ジをくらってはいないが、中身はゴッドハンドで何もかも円堂に否定された気分だった
その一部始終を風丸と鬼道が観ていた