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天然、鈍感。
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円堂、どうして気付いてくれないんだ

俺はこんなにすきなのに








「豪炎寺〜部活行こうぜ!!」



明るい声が豪炎寺の眠気をさます


「ん・・・・もうそんな時間か」


いつもなら寝たりしないのだが、今日に限って寝てしまった


いけないいけない



豪炎寺は気持を入れ替える




「円堂、今日の練習内容は?」


「ああ今日はなぁ天気もいいし、必殺技の精度を上げるのと、新しい必殺技を編み出すんだ!!」




がくっと肩が落ちる

おいおい


「確信はあるのか・・・?」


「ない!!」




そんなに元気に言わなくても・・・

でもまぁそこが円堂のいいところだしな






こうやって見るとほんとに小さい

よくこの身体でゴールを守ってきたよな



今更ながらに感心する




「ほーらぁいくぞ!」



たたっと
先に行ってしまった








円堂、お前は俺の気持ちを知っているか






いや、俺だけじゃない、
風丸、鬼道、土門、それに最近は松野や一之瀬までもだ






みんなお前が好きなんだぞ


それなのにお前はどんなことしても
全く気付かない






天然・・・・・・いや、鈍感にも程があるだろう














お前はいつになったらこの気持ちを知ってくれるのだろうか


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