一瞬のお話

□過去拍手
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主従・玩具

ぎしりと縄が軋む。
膣内で蠢く機械仕掛けの玩具は、止まることを知らずにこすりあげ続ける。

「良い格好だな」

飼い主である彼は床で快楽に悶える姿を見て薄く笑んだ。

「ん…ふぅっ!!ふぐぅ!!」

猿ぐつわのせいで文句も喘ぎ声も同一のものになってしまう。
飼い主は縄で縛られた足の中心…玩具の暴れる秘部を一瞥する。

そして足でぐりぐりと玩具を奥へ押し込んだ。

「んんっ!!んっ、んぅっ!!」

目尻が熱く濡れ、頬に涙が伝うのを感じた。

「お前は俺の玩具だ。せいぜい私を楽しませるが良い」

そう言って胸を弄る。
ならば、と思う。

私の享楽のために、もっと私を落とすが良い。
女が妖しく笑んだのを、男が気づくことはついぞなかった。

End...?
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