Novel
□迷いと覚悟
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俺は、白銀が好きだ
だから…白銀となら…
そういう関係になっても良いと…思ってる。
何も、迷う事はない
でも…
心の何処かで、それを躊躇う自分がいる。
それは…
自分が今のままではいられなくなってしまうのが…
たまらなく怖いからだ。
俺はきっと、白銀の事しか考えられなくなる…
そんな状態で、闇の侵食を食い止める事はできるのだろうか…
コクチや焔緋、その他 敵を倒す事ができるというのか…
俺は…白銀に迷惑をかけてしまう…
そんな俺に白銀は…失望するだろう。
そうなるくらいなら…
今のままの方が良いんじゃないか…と思う気持ちもある。
俺は…どうしたら良い…
昶は、部屋でひとり考えていた。