決闘学園〜オシリスの唄〜

□決闘学園 第2話
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 はるか南の海に浮かぶ島に建てられたデュエルアカデミア、無事に試験を通過した新入生達が続々と島に降り立った。

 体育館にて校長の鮫島先生が挨拶をする。




 始業式が終わりバラバラとそれぞれの寮に向かう新入生達…。




 正門の前では十代と翔が自分の寮の確認をていた。


「おっ!オレはレッドか」
「僕もだ!」
「それにしても…すごかったな〜あの新入生」
「そうだっスね、十代君と同じHERO使いだったっスよね」
「ああ、決闘してみてーな」

 そこへ黄色の制服を着た三沢がやってきた。

「やあ1番君…かな」
「よお2番!」
「…残念だな、てっきり君もイエローかと思ったのにな」
「えっじゃあ制服の色って…」
「そーゆうことだったのか」
「ああ、じゃ俺はこれで失敬するよ」

 そう言い三沢は行ってしまった。



「よし、じゃあオレ達も寮に…って…お?」

 十代が立ち上がると見覚えのある生徒が横切り、彼は駆け出した。


「お〜い!そこのお前!」
「…!」
「お前試験でクロノス先生を倒した奴だよなっ?」
「…ああ」
「お前もレッドか、仲間だな!オレは遊城 十代だ、よろしくな!」
「…神月 快斗君だったっスよね?僕は丸藤 翔っス!」
「よろしく…」
「なあ、早速だけど決闘しないか?」
「…決闘?」
「ああ!いいだろっ?なっ?」
「…悪い、デッキ部屋に置いてきたから…」
「そか、まぁ寮が同じだからいつまでも決闘は出来るしな」
「悪いな、十代君…また今度」
「十代でいいぜ!」
「…十代」
「よし!これで友達だっ!」

 そう十代に言われ快斗はふっ、と笑った。


(うひゃ〜笑顔がなんか眩しいな…)
(すっごい美少年だぁ〜///)


 ぼんやりしてる二人に快斗は首を傾げた。

「じゃあオレはこれで…寮でな、十代、翔」

 そう言い快斗は行ってしまった。






「ほぇ〜女子に絶対人気あるっスね〜」
「かもな〜…」




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