お話
□別れの際に想ったことは
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私の言葉は間違っていたのだろうか・・・
ただ そう望んだが故に そうあってほしいと請うたのだが、
それは この子にとってはただ永い時を、苦痛と共に過ごさせただけかもしれない。
たった一人で。
それでも 私は きっと
何度やり直しても・・・
だから、 この子を苦しめたのは私だ。
きちんと言葉を重ねないまま、自分の願望を押し付けた。
故に、謝罪ではなく感謝をこの子に。
自分を責め続け、哭いているこの子に
その必要はないと
愛していると
伝える為に
信じてもらう為に
感謝の言葉を唱えよう。
「ありがとう・・・」
もう、私のことで苦しまないでほしい。
信じてほしい。
私はただ、お前に生きていてほしかったんだ。
強く勇ましい
大切な我が子に