お話
□ファースト・コンタクト
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自分の始まりは、 もう思い出せない。
気づいたら此処に在って、 後に彼と コクチ と呼ぶようになる発狂した影達を狩り、穴を塞いでと、ひたすら単調な作業の繰り返し。
だからだろうか。
遊びのつもりだったのだろうか・・・?
個別の個性も、個人の表情も、幾通りも有するヒトの真似事をしたのは・・・
自分ですらもう、解らない・・・
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