お話

□目覚めの音
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てか、どしたの ソレ?


目を開けて直ぐに、
白銀を見つけた。

俺が横になってるベッドの直ぐ脇で
どこか呆然と突っ立っている。

其の左頬を赤く腫らして。

『ああ、怒られた』

は? 誰に?

『劉黒に』

理解出来ない。

顔に出ていたんだろう。

白銀がクツクツと笑いながら補足する。

『昶がな、聞いてきたんだ』

アキが?何を・・・?
てか、アキ 来てたんだ

『ああ、どうすれば劉黒は目覚めるのか。聞いてきたんだ、自分から』


・・・アキが、そんな事を・・。


俺がこんな醜態晒したせいで、焦ったのかな・・・?


で、其の流れで何で叩かれてんのさ?

『昶は望んでた。
だが、劉黒は甘チャンだからな・・・死んでも変わらなかったらしい。怒って、ひっぱたいて、飛び出してった。

でも、その内 戻って来るだろ・・・』

・・・・・

『お前、大分弱ってるだろう? 力が尽きかけてる・・・』

・・・・・なぁ

『話してみた。其れ、昶に』

・・・・・おい?

『あいつが自分から、心から望めば直ぐだったんだよ』

・・・・・何、言ってる?

『これで、ようやく・・てトコか?
劉黒の機嫌は損ねた様だが・・・な』

・・・なぁ‥止めろよ・・・

『あいつも 直、理解・・・はしてるか。
まぁ、納得もする』

嫌だ・・・黙れよ・・・!?

『お前も、少しすれば納得出来るさ。
力、戻って来てるだろ?』

・・・・・・・・

『お前の大好きな王も、帰って来た』

・・・・・あ・・・

『これで良かったんだよ』

・・・ああ‥っあ・・・

『これで 良かったんだ』




・・・あ・・ああ・・・
あああああああぁああ亜アアアアアアアアアアアアああああああああ亜あああアアアアア嗚呼アアアああああああああ亜アアアアアアアアアアああアアアアアアアアアアアアアアアアアアああ亜アアアアアアアアアアアアああああ亜あああアアアアアアアアアアアアあああああああああああぁあああぁああ亜アアアアアアアアアアアアああ亜アアアアアアアアアアアアああ亜あああアアアアアアアアアアアアあ・・・っあ・・・















・・・アキ・・!








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