お話

□埋もれてしまったキミを視る
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朝起きて、9時。

それでも ダラダラと学校へ行くのは、屋上に居るはずの


昶に会う為。


毎日 会う為。

もしかしたら「今日はだるい」って休みかもな・・とか思いながら。

それならそれで、家まで行ってしまおう・・とか考えながら。











今日、昶は既に教室に居て、珍しく授業を受けていた。


珍しい事も在るものだと

感じた。


その横顔に

微かな


違和感を 覚えた。





















それは

不安にも

似ていたんだ。




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