水晶ノ雫
□★白線流し
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夕暮れのテニスコート、そこで乾と海堂が二人きりで特訓をしていた。
「よし、うさぎ飛び100万回もこなした事だし次のメニューに移ろうか」
「…ッス」
二人は世界中で一番のダブルスをしようと誓っていた。
そう、あの大石・菊丸のゴールデンコンビをも凌ぐという大きな誓いを…
そのための努力はどんな些細なことも惜しまず、今日も部員達が帰ったあとのコートで二人、うさぎ飛びを100万回していたのである。
「じゃあ今日は久々に下半身を鍛えようか、海堂」
「下半身…スか…」
「ああ、下半身だ」
20分後
「海堂のちんちん、黄色いボールでこすってあげよう」
「あひ…ぃん…ザラザラするぅ」
そこには、普段のストイックなプレイからは想像できないような二人の痴態があらわになっていた。
「俺のラケットで海堂のボールをうちこんであげるね」
パコンパコン
乾は巧みな腰使いで海堂の睾丸を自らの肉棒で打ちつける
「ちゃんといれてください…」
「仕方無いなあ」
さんざんじらした後の挿入は、まるで風呂上りの一杯の牛乳である。
「あっああああ」
「見えるかい、俺のラケットが全部入っちゃったよ」
「見えないッス」
パン!パン!パン!
人気の無いコートに肉と肉のぶつかる激しい音が鳴り響く。
「海堂のちんちんから白いのでてるよ…?これでコートの白線ひいちゃおうね」
「や…そんな…」
手押し車のスタイルで次々ひかれていく白く美しいラインに乾は人知れずため息をもらした。
そして鼻歌を歌いながら白線をひいたのであった
fin