詩集【アノ空ハ青カッタ】

□思慕
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「思慕」



『出会い』なんて
ひとつの交差点
お互いの線と線が
対角に交じり合った
たった それだけに過ぎない

『別れ』なんて
ひとつの分岐点
お互いの道と道が
違う方向を向いていた
たった それだけに過ぎない

頭では理解できてる

それなのに
この長く細い道の終焉に
わたしは やっぱり
貴方の姿を探してしまうのでしょう


よく頑張ったねと
微笑む貴方の姿を
無意識に探してしまうのでしょう

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