長編小説

□キス、キス、キス
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『キス』







好きだから愛を囁いて。
好きだから抱き合って。

好きだから、唇を寄せるんだ。

それが、おれの。

日本人であるおれの、小さな常識。

だから。

だから、だから、だから。



おれには、お前が分からない。
















キス、キス、キス
















 
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