小話

□毛探偵
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プチデート?


君が笑えば僕も笑う
僕が笑えば君も笑う

そんな素敵な関係、良いでしょ?


今、僕は圭くんと一緒に買い物をしている。
先生から昼ご飯の材料を買ってきてって頼まれたんだ。
僕にとっては好きな子との小さなデートみたいな感じだからスッゴく嬉しいんだ。

「今日は何にしようか?」
「圭くんの好きな食べ物で良いんじゃない?」
「優太くんは食べたいのとかないの?」
「んー…圭くんが食べたい物で良いよ」
「本当に!?
え、何にしようかなぁ」

彼は楽しそうに考えている。
そんな無邪気な顔しちゃってさ、自分が可愛いって言う自覚がないのかな。


圭くんは沢山悩んで、今日のお昼ご飯をラーメンに決めた。
僕らは材料を買い終わり、因幡さんが待っている事務所に帰る。
帰る時、僕らはずっと話ていた。

先生の話や圭くんの愛猫ルナの話、事務所に着くまで沢山ね。
まぁルナの話は僕が止めるまでずっと圭くんが語ってただけなんだけど。
けどその時の圭くんの楽しそうな顔が可愛くってさ、ついつい見とれちゃった。

多分、こういう時を幸せって言うのかな?
なんて思いながら。


終わり

小説にするはずが挫折
小話になりました
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