ペルソナント

□変態野郎!
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その叫びは白昼堂々響いたのだった。


「んぎゃぁぁぁあああぁぁあ!!!」


浴室へと通ずる通路。そこに響き渡る女性の声はまさしくこの家の主オリィの声だった。
彼女が洗濯物、いわばタオルを洗面所備え付きのタオル置き場に置きに迎い、洗面所のドアを開けたその時、目に飛び込んできたものがその原因だった。


「ダダダダダダダモレさんんんん!!?な、なんちゅー格好してるんですか!!!」

「おーわりぃ。風呂借りた。」

「今言わないでよばかぁぁぁぁ!」


扉を開けたその時に飛び込んできたものとは、まんま風呂上がりです、と格好が言っているようなダモレ自身の姿、つまり腰にタオルを巻いただけのダモレだった。
肩も腹も腰も腕も、脚も、全てが露出した状態。そして布切れ一枚のみ着用しただけのその姿は、こないだまで仮面を付け全身を布で覆っていた人間には刺激的すぎたのだ。


「なんだよ。これくらいで驚くんじゃねーよ。」

「これぐらい!!?それがこれぐらいなの!?この露出狂!!」

「…お前…」


早く服を着てよ!と近くに置いてあった服を投げつける。
うまくキャッチしたダモレはそれを腕に抱え込み、もうお嫁にいけない…と嘆くオリィをじっ、と見つめた後、ひらめいたように顔を近づけた


「きゃあっ!なんで近づいてくんのよ!」

「もらってやっても良いぜ」

「は?」

「いや、やっぱ来いよ。オレの嫁に。」

「…〜〜〜〜〜〜〜っ、」


ずいっ、と近付きニヒルに笑うダモレにオリィは顔を真っ赤にして叫ぶのだった。


「この…っ」



変態野郎!


―バチィンッ




(…っいってー、ビンタなんかするか?ふつー…)(ふっ、不可抗力よ!不可抗力!)
(条件反射だろ。これだから処女は…ブッ)(いっぺん死んできて!)








―――――――――――――


ダモオリ第二段\(^O^)/です!
問題発言もサラリと言ってのける、それが世界一の大変態ダモレ。国賊というより国宝級の変態でおk!って感じですね!


なんというかすみませんでした!
尚春はダモレ大好きです!←



20081124

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