short story

□煙たいと思ってるヤツほど寄ってくる。
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「帰ったぞ〜・・あれ?土方クン来てたの?」

銀時は西郷特盛から人が足りないので店に来いという依頼を受けオカマバーの助っ人をして帰ってきたところだった。

「ああ、ちょっと聞きたいことがあってな。今から外でれるか?」

「えーー!パピー!これ終わるまで行ったら駄目アル!」

神楽は最近お登勢に貰ったオセロに夢中で、誰にでも挑戦状を叩きつけている。
今日の餌食は土方のようだ。
ちなみに5戦目である。

「待ってるからさ。パパ付き合ってやんなよ。」

子守は大変ねぇ〜、と銀時はクスクス笑いながら冷蔵庫からイチゴ牛乳をだすとゴクリと飲んだ。

「んじゃお前が続きやれ、ママ。」

もう何十回と神楽のオセロに付き合った銀時はうんざりした顔をした。

「神楽ちゃん。大人の話があるから土方クン開放してあげなさい。」

「お土産買ってきてくれたらいいアル。」

わかったと銀時は笑うと土方と共に玄関に向かった。

「んじゃ行ってくる。先に寝とけよー。」

「わかったアル。行ってらっしゃい。」










万事屋の階段を降りて繁華街のほうに歩き出そうとする銀時を、土方はスナックお登勢の横の細い裏路地に引っ張りこんだ。

「あ?どこ行くんだよ?」

「銀、お前知り合いに坂本辰馬っているか?」

銀時は辰馬が絡むとろくなことがないと思いしらされているので、嫌な予感に顔を歪める。

「いるけど。なんだよ?」

「今日武器の商談にきた。お前と付き合ってること知ってるみたいで、ホテル予約したから自由に使ってくれって言われたぞ。」

「・・・・・・。土方、アイツと連絡とれるか?」

土方は携帯を取り出すとアドレスを調べて通話ボタンを押してから銀時に渡した。

『はい坂本・・・』

「たつまぁぁああ!お前また余計なこっとしやがって!!」

『おお!金時じゃなかがね。ホテル泊まってるが?すごいじゃろ。高級ホテルばとったきね。』

「お前ふざけんなよ?余計なこと喋ってないだろな?変な気遣いとかしてないだろな?」

銀時は頭に血が上っているのでデカイ声でイライラと話しをする。

『何を怒っちゅーが?何も喋っておらんき、安心せ。』

「それならいい、じゃな。」

『金時〜頑張りとーせ・・』

銀時はブツリと電話を切るとイライラと土方に携帯を返した。


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