更新用ブック

神楽ちゃんの秘密
1ページ/1ページ




私の秘密を紹介しマス。

『神楽ちゃんの秘密』




「神楽ぁー、俺のいちご牛乳知らね?」

「いちご牛乳?知らないヨ。」

秘密1。
銀ちゃんが飲み残していたいちご牛乳を黙って飲んだ。

「あれ…おかしーな。
冷蔵庫に入れといた筈なのに。」

「銀ちゃん寝ぼけて飲んじゃったんじゃね?」

「そうか?……あっ…神楽、まさかお前が飲んだんじゃないだろーな。」

ぎくっ



秘密2。

「アレ…足りねェ…。」

「本当に使ってないんですか!?」

「使ってねーよ!
…あれれ、確かにあと千円あったと思ったんだけどなー…」

「千円なんて無くしちゃって…うちの家計が今どれだけ火の車か分かってんですか!」

「いや、だってさ、確かにここに…」


…銀ちゃんの財布からおっちゃんの絵が書かれた紙キレを、酢昆布に注ぎ込んだ。

「神楽ちゃん、千円札知らない?」

ぎくっ




秘密3

「あぁぁ!!
フフフフフリーチの一番いいシーンが…破れてるぅううぅぅ!!!!」

ぎくっ



秘密4

「俺の隠していた大量のチョコが姿を消した。
食った奴は正直に手を挙げろ。」

ぎくっ




秘密4


「…神楽、俺の顔に何か付いてる?」

「えっ?な…なんでアルか?」

「だってさ、ずっと銀さんの事見てるし…」

「きっ気のせいアルヨ。」

「あ、分かった。
神楽ちゃん銀さんの事好きなんだろ」

…ぎくっ



バレるのにそう時間はかからなそうです。


――――糸冬――――

 

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ