12/28の日記
01:39
カーテン
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ある風の冷たい夜だった。
私は、母に買って貰った私の部屋のカーテンを取り出した。
「替えようかな。」
そう呟くと、暫く使っていない勉強机の椅子を、窓のカーテンの場所まで持ってゆく。
窓から入ったヒンヤリと冷たい隙間風に、私は目を細めた。
椅子に立って、カーテンを取り替えようとする私。
背伸びしないと届かないソレに、私は苛立った。
そして、思い切って背伸びした私。
今思えば、私はなんて馬鹿なマネをしたんだろう。
足の指五本で支えきれなかった私の体重。
つるり、と滑る足。
バカな、バナナもワックスも何も無いこんな場所で…!
迂闊だった。
ただ、滑り落ちる事しか出来ない私。
私は、己の無力さを痛感した。
その時私は知った。
ああ、これがWiiフィットをサボってきた者の末路だと。
その落ちる一瞬一瞬がスローモーションで描かれていく。
その時一瞬目に入った愛猫。
何か恐ろしい物を見たかのように驚き逃げ去っていくあの時の彼女は、一生忘れない。
そして、遂に迫ってくる床。
カーペットを敷いているものの、やはり落ちたら痛い。
私は、今更になって地球の引力を恨んだ。
ドンッ
鈍い音を立て、遂に床に落ちた私。
横にあるベッドの下を見てみると、先程逃げていった愛猫。
私は、暫くボー…としながら、言った。
「…あんま痛くない…」
…今日、椅子から転げ落ちました。
☆コメント☆
[吟] 12-29 22:20 削除
ヤバいヤバいヤバいウケる!!!!!w(ちょ
や つーか大丈夫ですか!!!!(こっちを先に言え
[冠] 12-29 23:37 削除
いやー、あのあと母に怒られました。
あんま痛くなかったです。テヘッ(キモい
大丈夫です!
私体だけは丈夫ですから!えっへん(キモい
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