short novel
□銀色の繋がり
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財前:4月14日…ねぇ………んー……どないしようかなー……
謙也:光?何ぼそぼそ呟いとんねん。
小春:やーん、何か考えとる光も可愛いーvVロックオーンvV
一氏:また色目つこて!この浮気モン!
財前:バカップル漫才はやめて下さい。吐き気がとまりませんわーオエー。
千歳:(オエーが棒読みばい)
(カレンダー見ながら)
謙也:お、明日4月14日やん!何やろうかなー♪
小春:あらー、もうそんな日になったんやねー。
一氏:明日かー。
財前:ちっ、先輩ら気付かんでエエのに。
千歳:?…明日何かあると?
謙也:あ、千歳は最近来たからわからんのか!明日は白石の誕生日や!
千歳:白石は明日誕生日とや。
初耳ばい。
小春:明日はあたしの蔵リンにあたしからの愛溢れるプレゼントを送らなきゃやわ〜vV
一氏:アホかー!!白石は俺からのんを受け取るんじゃー!お前のんを貰えるんは俺だけやー!!
千歳:ユウジの言っとる事がはちゃめちゃばい。それに白石は俺のお嫁さんたい。
財前:何ほざいとんのや?部長は俺ので、俺からのプレゼントを受け取るんですー。
謙也:待ちや光!白石は俺のや!それにお前らはわかってへんな〜、白石は俺からのをもらうんやで?浪速のスピードスターをなめんなっちゅー話や!
財前:“スピードスター”関係ないですやん。
謙也:細かいこと気にしなや。
小春:何や埒が明きまへんな。
財前:ほなら単純にしましょか。
謙也:どないすんねん?
財前:部長争奪バトルロワイヤル………
全員:却下!!(なんちゅー腹黒い子!)
財前:ちっ。(一気に全員潰せる思うたんに)
小春:じゃあ、蔵リンは明日蔵リンを喜ばせた人のって事でいいんじゃない?
謙也:それでエエんやない?
(バトロワと違うて平和やし)
遠山:ワイもそれ賛成や!めっちゃエエ事やん!
小石:頼むから怪我人は出さんでや?
石田:罵兎流呂和伊夜流は無駄な殺生やと白石はんが言うてはったしな……
千歳:(罵兎流呂和伊夜流?すごい当て字ばい………殺生…?)金ちゃん、小石、銀さん………いつ来たと?
小石:たった今や。
遠山:んで、何の話?
千歳:かくかくしかじか……
小石:せや、白石は明日誕生日やわ。
遠山:ほら!それ、めっちゃ面白そうやん!!
石田:白石はんにはいつもお世話になってますしな。
小春:ほな、そういうことにで!
財前:エエですよ、全員まとめて潰してやりますわ。
小石:頼むから物騒な事しないでくれ………
(というか、白石がおらんのにこんな事勝手に決めてエエんやろか)
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