short novel

□ジブリな森
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白石は千歳以外のR陣を連れて部室に入って行った。
みんな何事かと騒いでいる。



白石:はい、みなさん静かに!

(千歳以外の)R陣:…?

白石:じゃあ名前呼ばれた人は
こっち来てな。
まずは…小石ぃー!

小石川:この前言うてたヤツか?

白石:せや。小春とユウジが昨日作り上げてくれてん。

小石川:間に合うてよかったな。
白石:ああ。間に合うてよかったわ。



白石は一つの紙袋を掴んで、小石川に渡した。小石川は紙袋の中身を確かめた。



小石川:…これは何の役なん?


白石:キャラ名は後で教えるさかい、一先ずみんなに配るから。



一人一袋ずつ紙袋を配り終えると、白石はみんなに袋を開けるよう指示をした。



白石:みんな袋開けてみい。
役名書いとる紙も中に入っとるから。


謙也:……着ぐるみと……カツラ?え…?よう見たらコレって!?(紙を見ながら)なんで俺コレぇぇぇえ!?


財前:信じられへん!何で俺がスカート履かなあかんのや!?


金太郎:わぁ、このネックレスめっちゃ格好ええやん!んでも、何でワイもスカートなん!?ワイ男やでぇ?


銀:白石はん、第一役とはどういうことなんや?


謙也:銀の言う通りや!何か演劇でもするんか?


白石:実は……



かくかくしかじか…



白石:ちゅーことをしようかと思うてん。みんなに協力してほしいんや。


謙也:そっか、もうそんな時期か!


銀:そういう事なら喜んでやらせてもらうで。


財前:ちぇっ…まーしゃーないすわ。


金太郎:んんー!ワイ頑張るでぇ!!


白石:ありがとな、みんな。
じゃあ明日なんやけど…





(ヒソヒソ…)




四天宝寺R陣は一体何をやろうというのでしょうか?





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