拍手様

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Clap Dream



Week
(第1話/男鹿寄)



やぁやぁやぁやぁ、お久しぶりです、皆さん。
辰巳の家に転がり込んで同棲してる古市の妹だよ。

今日は辰巳と同棲(辰巳の親居ます)から1日経って、朝がやって来たところ。
でもね、むっちゃ暇で暇で……ベル君も辰巳の髪の毛引っぱって遊んでる次第。
てゆーか、服が無くて今辰巳の着てるんだよね。

むっちゃデカくてダボダボなんだよね。


『っつーわけで、私の服を買いに行こう!』

「却下、今エロゲーしてっから」

おいおいおい、己はベル君が居るのになんつーもんしてんの?、恥を知れ』

「大丈夫、まだわかんねーよ。な?ベル坊」

「ダ!」

『いや、返事してるし分かってるよ、これ。』


ガクガクと胸倉掴みあげて揺さぶったが男だからか、体重が重いのか、ビクともしない。
あれですか、主人公だからって図に乗って気付いたら太ってましたっていうオチか。


「んなわけねーだろ、アホか」

『あるもんね!ありまぐろだもんね!』

マグロ関係ねーだろ」


―ベシッ

『あべしッ…』


額にデコピンを食らわせられて、辰巳がよいしょっと立ち上がった。


「しょーがねぇな。ベル坊にもそろそろ服買わねーといけねぇしな。ついでに行ってやるよ」

『うあっほぉーい!』

「ほら、行くぞ。迷子になんなよ」

『イエッサー、ボス!』


そうしてパタパタと階段を駆け下りて靴を履いた。
これってさ、アレだよね、たたたったたった、辰巳とデート(お買い物)だよねぇ!!


つーことで…行ってまいります!!
ドキドキvV



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