poem

□夕暮れの中で思うこと
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夕暮れ前の空に
カラスの影がひとつ。
飛行機雲がふたつ。
薄い雲がみっつ。

高くてキラキラ光る汚いビルがいっぱい。
騒音の中に包まれるちっぽけな僕。

僕が思ってるよりも
世界は広い。

そして僕が思っているよりも
沢山の人がいる。

そして僕が思うほど

世界は、広くない。


ボクノイキルイミなんてものは当の昔に忘れた。
思い出したくも考えたくもない。
ただなんとなく。で何が悪い。

それでも生きていることに意味があるんだ。
それと同時に死ぬ意味があるんだ。


ボクハシヌトキナニヲオモウ?
知った事じゃないが、気にならないわけじゃぁない。

生きるだけ生きてそれなりに笑って
人並み以上に涙して。

充実した人生だったのか?

それとも

臆病で何事にも無関心で
してみたいこともあるのに挑戦しないで。

なにも刺激がなくもっと挑戦すればよかったと

後悔する人生だったのか?


そんな事を考えてみても
今すぐ死ぬわけじゃないから分からないけれど

ゲームみたいにリセットできないんだ。

いましてることは、一生消えたりしないんだ。

もう、さっきには戻れないんだ。



ゼロニモドス


そんなこと、できやしないんだ。



コノママズッド


なんてことも、ありえないんだ。





それぞれいろんな形に変わる。
転がり、止まり、また転がって止まる。

それがずっと同じマルな分けない。

小さくなるし、もしかしたらもっと歪な形に歪んでしまうかもしれない。
そうなったときボクラハナニヲシテル?

イキテル?

・・・・・シンデル・・?

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