□苺ちゃん1〜5
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※此方はドラマCDをもとに考えてみたものです

※カミュに出逢う前の展開を想像して書いてみました

※イメージを崩されたくない御方は閲覧注意です

※文章が曖昧な部分があるかもしれませんので御了承下さい




『お前からの甘い香り』




今日は同窓会。

うちの学校は、全クラス合同で高級ホテルの大部屋を貸し切って行うらしい。


私は遅れて参加。正直、こんなに高いホテルに1人で入るのは勇気がいる…。

何だかコワい人とか居たらどうしよう…とか考えてしまう。


場所が高級ホテルだから、御洒落だけどなるべく派手過ぎないドレスで来てみた。


入り口から緊張するなぁ…もう始まってるから係りの人も先生も誰もいないよ…。


あ、中に結構…人が居る…けど皆スーツばかりだ。

何だか集まってるみたいだけど…他のフロアで何かやっているのかな。…外国人がいるよ…。

その近くを通るのは緊張するな…。


…それにしても…。


一際(ひときわ)、目に留まる綺麗なヒト…。


あの人、凄い美人だなぁ…。

男の人…だよね?


皆あの人の事、見てるよ…。きっと凄い人なんだろうな…。


…素敵な瞳…。遠くからでもわかる、綺麗な顔立ちに相応しい宝石のアクアマリンの様な瞳…。




やばっ!目が合っちゃったよ。

何だか怒られそう。私も早く行かなきゃ…。


足早にエレベーターに向かって、一番手前の透明なエレベーターに乗ってみた。


上に向かって行く途中、フロア全体が見渡せた。

凄いな…噴水とか色々…あ、あの人だ。


って!ええ〜!!?
さっき目が合った男の人が、こっち見てるよー!!?;


どうしよう…思わず目を逸らしちゃった…。


…追い駆けて来ない…よね。


ああ…早く着かないかなぁ…あ、着いた。


…あれ?エレベーター降りて直ぐの…あれ?間違えた??


…て、違うエレベーターじゃん!ああ〜もう…。

このエレベーター透明だからまた降りるの恥ずかしいよぅ。


あの人達もう帰ったかな…。


…着いた。えーっと…ここを曲がって、向こうのエレベーターか…って!!

またアノ人いたー!!?


…あれ?もう少ししか人数いないけど。この人達だけ残ってるの…。


もう恥ずかしいから、目合わせないで早く行こう…。


…この人達の近くを通らないと向こうのエレベーターに行けないなんて…。


「…―」


…何か話してる。


「全く、こんな時に限って靴にキズがあるとはな。」

「直ぐに手配を致します。」

「時間が無いんだ。早く何とかしろ。」


…靴が無くて困ってるんだ。でも此の辺に高い靴屋なんて無いし…。


「おい。そこの女。貴様が持っているそれは、靴か?」


げっ;!

吃驚した…話し掛けられた…;

そう。これは同窓会のクラスでやる、いわばプレゼント交換みたいなイベントに各自で持参してくるプレゼント。

私は高そうなブランドの靴を選んで持って来たんだけど…。
これ本当に高級ブランドの靴なんだ。困ってるみたいだから、あげようかな…。どうせ、もう終わっちゃったし。


早く渡して立ち去りたい。


「どうして、お前がこの靴を持っている。」

…え?

もしかして私が盗んだとか思われたのかな…。


…あれ?黙ってる…。開けろって事かな…。

ええ〜っと…;どうやって開けるんだろう、この箱…。箱も紙袋もセットだったんだよね…。


「!」


私がモタモタしていると…え?え??


…手…握られた…。////


彼はそっと私の手に触れて、開けるのを手伝ってくれた。

「このブランドの靴はメンズだからな。」

あ、そうなんだ。だから私が持ってるの変だと思って見てたのかな。

箱から出てきたのは、白くて先が尖ったエナメルっぽい靴。

わぁ…やっぱり、彼みたいな人が履くと似合うんだろうなぁ…。




って;////ちょ…っ御顔が近いのですけれどもっ////


見られてる…。


わ…私、何か失礼な事…したかなぁ…。つい見惚れちゃって…。


…それにしても…。

何て綺麗な瞳だろう。近くで見ると宝石の様に輝いてる…。


ユリの花の様に白くて眩しい美しさ…。ミルクティー色の細い髪…。厳しそうな顔してるけど、氷の様にキラキラ光って見える…今は綺麗とか美しいとか、単純な言葉しか思い浮かばない…。


それにしても、さっきから私の事、見過ぎなんだけど…。


一体この人、何者なの!?










〜あとがき〜

文章なんて苦手なのに書きたくて書いたので言葉使いが曖昧なものです。。

入り口の前で緊張しております。。
内容に沿って小心者系に・と云いますか原形がおかしくて;ww
どうしてこうなったwwと考えてみました。。

貴族様との出会いなので・高貴な子でも良いかな…とも思ったのですが・余りにもミューちゃんが上から目線だったので(笑)今回は愚民目線にしてみました(失礼)。。

何だか・この様な出会いでないと愚民では到底・会うことも無いだろうな…と。。;
他のストーリーも考えたのですが・あえて内容に合わせてみました。。

アクアマリンかな…違うと思われた方はスミマセンorz

主人公もレンみたくぶつかれば良いと思いましたが(3人共同じ出会い方に)

個人的に追い掛けて来て欲しいとか思っておりますが・やはり逆にコワイです。。))

目が合ったwwww偶々(たまたま)なのか・それとも…!?
運命のイタズラです。。笑
でもミューちゃんなら計算されてそう…))

何故に会話が日本語かはスルーで。。


最初からミューちゃんに失礼な事をすみませんでした;。。

透明のエレベーターがツボwwwwある意味で萌スポットと思う私))
よく靴にキズが出来る人だなんて思わないであげて下さい////。。;;

逆シンデレラ!!それもアリ!!爆

褒め言葉が微妙ですみません;。。

そして手についても色々付け足したかったのですが・あえて触れませんでした。。

どうしてこうなったか書いてみたのですが・きっとこの文章のタイトル通り・主人公から甘い香りでもしたのかな・くんくん。。

微妙な終わり方で続きますっ。。





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