黒
□黒研
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※此方は・初めは漫画として描いたものを文章化したものです
※下手な表現の多い文章なので苦手な御方は御注意下さい
※一応・黒研です…及研になりそうですが一応・黒研ですww爆
※『旅行』の続きです
『知らないセッター』
結局…翔陽達と時間を潰して、空が暗くなったところで俺達は宿に戻る事にした。
翔陽達といた静かな場所に比べて幾らか明るい場所までやって来た。
ファーストフード店の前を通ると、クロがトイレに行くと言い出したから俺も中で待っている事にした。
すると、白いジャージを着た2人組が入って来た。
明らかに声がうるさくて、部活帰りに寄って来た高校生な感じだった。
…こういうタイプは苦手だ。何処にいてもうるさくて邪魔なだけ。
目を合わせない様にしよう…。
…でも、何か…。…もしかして…―
及川「いえ〜い☆岩ちゃんのオゴリ〜♪」
岩泉「お前がうるせーからな」
そう!俺は岩ちゃんと放課後どちらが奢るかの賭けにかったのだ☆
いつもは俺の方が奢って(奢って)ばっかりだからね♪
せっかくだから高価な物でも奢ってもらおうかな〜とか思ったけど、今日は偶々(たまたま)俺は腹ペコ!今すぐにでも何か食べたい気分なのさ♪
と!いうワケで御手頃価格ではあるけれど沢山奢ってもらえそうなココに決定☆彡
あぁ…なんて岩ちゃんに優しい俺…ッ!!( ̄― ̄+)キラーン☆
岩泉「お、もう1個で10円引だとよ。」俺も食う…
及川「やった〜☆彡ww」
俺が軽やかに喜んでると、たまに来る地元のこの店では見掛けない様な…そう、雰囲気が少し変わった子に思わず目が留まった―。
その子は1人で壁の花となって、特に辺りを見渡したり暇つぶし的な事をする事も無く、ただじっとしていた―。
地味にみえてモノトーンの御洒落にまとまっていて、顔は髪が長くて見えないけれど下を向いている様に見えた…。
何となく気になった俺は岩ちゃんに注文を任せて、ちょっと声を掛けてみようかな♪
及川「ねーねー♪」
俺が明るく話し掛けると、その子は小さく体をビクッとさせて恐る恐る此方を見た。
及川「どうしたの?1人?」
研磨「…。」
及川「もしかして迷子かな?」
研磨「…ぁ…ぇ…別に…(…迷子…。)」
あれれ、目を逸らしちゃった。すると、その子の横に笑いを堪えた1人の目付きの悪い男が現れた。
クロ「ぶっひゃひゃひゃひゃwwww」
研磨「…。」
及川「なーんだ一緒か!」
何だか珍しい組み合わせだなぁ。こいつが、この子と一緒に来た奴?俺がふと、この子の方を見ると、その子は何か言いたげな様な顔で俺の方を見ていた―。
クロ「なんだ、知り合いか?」
及川「もしかして俺のファンかな?」
クロ「ん?なんだ?お前、有名人か?」
ナヌ;!?まさか、この俺を知らないだと…!?
及川「この俺を知らないなんて―!あ、でもカッコイイからってモデルじゃないよ?何をかくそう、この俺は!宮城県の唯一無二の―
岩泉「おーい何やってんだ。」
ぐぅぬうぁぁああああ;!!!!Σ( ̄□ ̄;シ)シ
及川「ちょっとー!せっかく良い所だったのにぃ〜o(≧3≦)o」
岩泉「知るか。」
ちぇーっ☆岩ちゃんに自己紹介の邪魔されちゃったよ。
クロ「なぁ、アイツ誰だ?」
目付きの悪い方が、さっきの子に、そう話し掛けた。すると、その子は、ただじっと俺の方を見ていた…―。
研磨「…。」
及川「?」
俺も目が離せず、その子の事を見ていた―。
すると、その子は何食わぬ顔で俺の横を通り過ぎながら、こう言った―…。
研磨「知らないセッター。」
そう言われた瞬間―その一言で全身が凍り付いた様な感覚になった―。
まず、俺の事を無視された様な態度―。
そして、俺の事など全く興味など無い様な言い方だった…。
それから、何処で、何で、如何して、俺がセッターだと分かったのか…―。
セッターだと分かった時点で、バレーの事で相手に読まれた事と、興味が無いという態度をとられた事が、俺の中で一瞬にして何かが折られた気がして、何とも言えない感覚になった―。
研磨「行こう」
そう言って、その2人組は俺の前から去って行った…。
〜あとがき〜
みんな大好き!及川さんの登場だよ☆(∂v≦*)-♪
及川さんの口調が頭悪過ぎで御免なさい;!
クロの台詞と研磨の台詞をカットしてしまいました。。もっと岩ちゃんの台詞もあったのにな。。
漫画を描いていて気付きましたが研磨がゲーム歩きしていない。。流石に知らない場所ではやらないか…でも本家でやっていたので別にこの文章中は御想像に御任せ致します。。
音駒の帰りの買い食いは大人しいのかな。。研磨の為の『山本うるせーぞ』なのかな。。萌
何だかんだで奢ってくれる岩ちゃん乙っ本家では絶対にありえないだろうな…。。
そして2人きり…!!爆←
因みにプチ情報ですが・及川さんの中の人は『奢って』を『箸って』と間違えたそうです。。惜しい。。
軽やかに喜ぶってどんな状況ww一応ピョンピョン跳ねてる様子は描きました。。
目付きの悪い男が笑いを堪えるシュールな状況。。))
読み切りでは御一緒してますが・今回この中では初めまして。。何だか変な感じかな。。
叩くなら折れるまでの及川さんは・自分が折られる立場になったら相当悔しいだろうな。。
軽やかな及川さんを観察中の猫。。横顔1つ難しい…。。もう研磨の目がわからない…!シャープな目付きも可愛い猫目も大好きだから定まらないのかな…。。