□苺ちゃん1〜5
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※一部でドラマCDのネタバレに近い表現が御座います

※キスシーンが苦手な御方は閲覧注意です

※イメージを崩されたくない御方は閲覧注意です

※『お前からの甘い香り』の続きです




『窓を曇らせ』




同窓会も終わり。

ずっと、あの人の事が気になってたよ…。


…突然出会ってしまった、あの人…。


…まさか帰りは、いないよね…?


…。


…いたよ。


あんなカッコイイ人にまた会えたら良いな〜とか思ってはいたけれど。
まさか本当にいるなんて…。


超〜見てる。てか睨んでる?

何だか勝手に私が待たせた、みたいな…。


本当に、この人…何者なんだろう。


一応、聞いてみようかな。


どうせ、もう遇えないだろうし。


恐る恐る近付いてみた。


…御礼に、同じホテルの一室に御案内致します…ですって!?

何か高い物とか売り付けられたら…って、せっかくの御礼だって言ってるのに失礼よね…。

断ったら何かとこわそうだし。


案内された部屋に入ると、美しい夜景に映える彼が―。

「全く。この俺を待たせるとは、良い度胸だな。」


やっぱり。


怒られた。


何故かわかりませんが勝手に待ってて勝手に怒ってるよ、この人。

とりあえず謝った方が良いのかな…。
いやいや、そもそも私なんかに何の様ですか…。御礼なら結構ですから…。


「御前は、ずっと俺の事を見ているな。」


…だって…。それは貴方が今まで出会った事の無い程の人だから…。


改めて月夜に照らされた貴方は、凄く素敵だ…。いつまでも見て居たくなる…。


このままだと、虜にされて吸い込まれそうな位に…。そう思うと…


「どうした、顔が赤いぞ?」

―っ!////


しまった…////顔に出ちゃったかな…。


「何か言いたい事でも、あるのか?」


…そんな…。そんな事を言われても、自分でも良くわからない…。こんなコワそうな人…。

そっ…そっちこそ!私を此処に連れて来て…一体何のつもりだろう…。

「!」


いきなり腕を捕まれた。

捕まれた腕が―初めて彼に触れた瞬間がよみがえった…。


動けない…。

如何して、こんな事…。


「お前が俺を見つめる、その瞳―。そして、お前から香る、その甘い香り―。その全てを俺色に染めたい、と思ってな…。」


―え?


「お前は、どうなんだ。」


どう…と言われても…。たかが靴1つで…そんな…。


「素直になれ。」


―素直になれ、なんて言われたって…私だって如何したら良いのかも―わからないもの…っ!


「迷う必要など無い。俺無しでは生きていけない様にしてやる…―x」


…初めてキスされた…。


強引に…ううん、無理矢理じゃない。

抵抗出来なかった訳じゃない。抵抗しなかった…自分が…。


如何して、だろう…。もっと、彼の事を知りたい…。










〜あとがき〜

前回のその後どうしたしww2次会どうしたwwとか言わないww苦笑
帰りも居たのかよとかいわないww

待っていたのは付き人でもミューちゃんでもどちらでも良いです。。ミューちゃんだけ…の方が良かったのかな。。2人きりで…ww

ミューちゃん先に入ったの??とか言わない。。笑

自分でやっていて機嫌が悪いとか可愛過ぎる(笑)ww
意外と粘着質そうとか言わない。。笑
夜景ミューちゃん好き。。絵にしたい。。凄く好き。。洋館も好きだけれどもっ!

なるべく主人公の台詞は無しにしたかったのですが…難しいですね。。;
せっかくの良い感じのムードでも愚民の感想で台無しです。。
ミューちゃんの台詞はCD参照で。。ww
それに致しましても行動が早いミューちゃん。。爆
いわば一目惚れです。。はい。。と云う事に。。
行き成り初対面でキスとか無いよミューちゃん。。


果たして初対面なのか・彼はいったい何者なのか…今後のストーリーがどうなる。。


窓が曇る事を何もしていないよ。。
部屋に催眠でも仕込んだか←





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