黒
□黒研
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※此方は・初めは漫画として描いたものを文章化したものです
※下手な表現の多い文章なので苦手な御方は御注意下さい
※『知らないセッター』の続きです
※研磨視点と及川視点で交互に書いております…
『セッター同士』
クロ「―で?何者なんだアイツ―」
あのセッターと会った店から出て、暫く歩いていると、クロに聞かれた。
別にどうでも良かったのに…クロも気になったのかな、やっぱり。
何者なんだ・って初対面の俺に聞かれても知らないし。『あんな事』を言われたからバレーの事でも言えば良いのかな。
研磨「かなり凄いセッターだと思うよ、多分。」
俺は何となく適当に答えた。知らないと言っても『あの後』では何か答えないと、また『面倒な事』になりそうだし。
クロ「お前がそこまで言うとはな〜。で、どうしてわかったんだ?」
研磨「何となく。」
クロ「ウソつけ」
研磨「ウソじゃない」
…。
研磨「…。」
クロ「セッター同士か!ww」
何それ。意味わかんない。
クロ「お前が、あんな事いったから火がついたみたいだな!ww」
研磨「…明日も余計な用事が増えた…。」
あれ以上、あのセッターと一緒にいたら面倒そうだから…早く帰りたかっただけなのに…。
そう、あの後は直ぐに店を出ようと思っていたのに、あのセッターに呼び止められた―
及川「ちょっと待ちなよ。」
その声に俺達は思わず足を止めた―そう、さっきまでふざけてばかりいた、あのセッターの声がさっきまでとは違っていた。
及川「何で俺の事知らないのにセッターってわかった?」
そんな事、具体的に聞かれても何となくだし…相手が納得の出来る返事を考えるのも、これ以上ここにいるのも面倒だから、とりあえず俺は早くその場から立ち去りたかった。
逃げようとする俺に、そのセッターは更に続けた。
及川「明日○○体育館で練習してるから 来なよ―」
―次の日
体育館で俺は、昨日の事を思い出していた…。
…「知らないセッター」…―。
それを思い出すと、ボールを持っていた手にギュっと力が入った。
ふと視界の隅に人影が映った。入口の所に昨日の2人組がいるのがわかった―。
及川「はぁい♪いらっしゃい。今日は及川さんのスゴイ所をいっぱい見てね。」
クロ「へーよろしくお願いします。」
研磨「…(何か2人が笑顔で火花散らせてる…)」
及川「そ・れ・か・ら―」
研磨「!」
俺が注目しているのはコッチ―この子…。俺が近付くと後退り(あとずさり)された―。
及川「ねぇ。どうして俺がセッターてわかったの。」
改めて俺が尋ねると、背の高い方の後ろに隠れた。やっぱり何かを隠している感じがしてたまらない。
でも今に見てろ―俺が凄いセッターだっていう事を見せてやる―!
〜あとがき〜
順番をどうしようか迷いましたが漫画通りの流れに致しました。。
所々で前回の出来事の後述(こうじゅつ・御店で及川さんに会った時の後半の出来事です)について書きましたが読み辛かったかもしれませんね。。
研磨も何か感じたのかな・どうでも良いとか云いながら。。『やっぱり』がポイント。。
クロと研磨のやり取りを書きたかったですが省略。。笑
幼馴染みにウソは付けないゾ☆←
研磨の『…。』は面倒になったのかな(笑)それを感知したクロもナイスコンビ^^^^
及川さんて・僕?俺?普段は僕で・真面目な時は俺・という事に致しました…及川ファンの方・間違ってましたら…すみません。。
この文章を書いている途中で気付いた。。呼んでどうする。。ww
きっと研磨に自分の事を見透かされたのが悔しかったから・自分の本当の凄さを目の当たりにさせたくて呼んだのだと思う(by管理人)。。
本当は回想だけで1話にしようと思いましたが・続きます。。))
学校の体育館は使えないor大学や他と合同練習…等の理由で別の体育館で・どこかの誰かと練習中という情景です。。分かり辛いでしょうが…ルールわからない!\/
研磨がクロの後ろに隠れた時は・『お?(隠れちゃった…)…ふーん♪』という照れているというか恥ずかしがるというよりは中々向き合ってくれない感じの2人のやりとりが漫画ではあったのですが・ここで訂正っ。。