黒
□黒研
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※此方は・初めは漫画として描いたものを文章化したものです
※下手な表現の多い文章なので苦手な御方は御注意下さい
※『旅行』の続きです
『何者なんだ』
結局、俺達は体育館の隅で見学する事になった。
本当はどうでも良かったからゲームでもしていたかったけれど、クロが「せっかくだから見ておけ」って。
研磨「サーブ凄いね。」
クロ「んー」
研磨「…やっぱりね。」
クロ「んー?」
昨日は確信は無かったけど―
研磨「あの人、大王様。」
クロ「!あーチビちゃんが言ってたアレか。」
まさかこんな形で出会って見学する破目になるとはね…。
クロ「へー、練習試合してーなーr「絶対イヤ。」
…。
何言ってんの。烏野ならともかく、無理に決まってんじゃん。
クロ「お!ちょっと向こう見てくる。」
え…;ちょっと、勝手に行かないでよ…。
…って行っちゃった。
…。
…向こうでは別メニューで基礎―
レシーブ練…。
…それに昨日の人…何か話してるのは―アドバイスかな…。
暫くしてスパイク練を始める。
クロスとストレートの打ち分け。
ここはストレート、これはクロスで攻める、今日の皆のコンディションや課題に合わせて、それを向上させる為にトスを上げた。
皆の熱気も良い感じで次々とスパイクを打ち続けていた。
「いっけー!」
「叩け―!!」
いや…ここはコース的に…クロス!!
思いっ切りクロス側に捻って(ひねって)打ったボールはコートの外側まで飛んで行った。
その先には―
見学に来ていた昨日の子に向かってボールが飛んで行った―!
「―あッ!!」
「危ない―ッ!!!!」
ボールが当たりそうになった―!
避けずに座ったままになっている―!
間に合わない―!!
―と、その時―。
静かに、素早く、綺麗に、しなやかに―…
ボールは回転をかけずに弧を描いた…。
そして軽やかに着地した後、周りがその存在に騒めいた―。
「スゲー…なんだ今の?!」
「レシーブ凄くね?」
「リベロかな」
「チョー身軽だったよな」
「私服だぜ一般人?」
周りの騒めきを一身に受け、2人が此方を見て立ち上がった―。
「いったい…何者なんだアイツ…!!」
すると、奥に座っていた子が立ち上がって歩き出した。
クロ「…てオイ;!ドコ行くんだよ?!」
研磨「帰る。」
クロ「え;!何で!?」
どうやら今ので目立ってしまったせいか早々と入口に向かって行った。
すっかり見入ってしまっていた俺は直ぐに我に返って、彼等を引き止めた。
及川「―あっ、ちょっと!」
さっきレシーブをした男は此方を睨み付けて振り返り、もう1人は俺の言葉に驚いた様に体をビクつかせた。
及川「ねェ君達…何者なの?」
〜あとがき〜
せっかく呼んだのにゲームしてたら怒るよ及川さん。。見たいけどr×
月バリ見てたらクロは及川さん知ってると思いますが・そこはあえて。。
研磨も観察眼が凄いタイプなのだから情報とか色々興味が無いのかなぁと思うのですが。。
ゲームするフリしてググったり。。
さり気無く『烏野ならともかく』とか言ってますww漫画では・ぽつーんっと1人残された研磨が可愛い。。乙
本家なら勝手に何処へでもいけば良いと思うのでしょうね・猫の性分っ
研磨の観察眼のシーンの表現が下手です。。
クロのレシーブのしなやかさ・漫画では見せ場なのですが…。。
『何者なんだ!?』のシーンの決めの絵が此方なのですが…;イッパイ・イッパイですみませんorz
本当は体育館の小窓から光が指しているシーンにしようとしたのですが夕方ぽい影で暗くコワイ感じが出た気がします。。
私服はこんな感じ。。体育館を覗いていた感じと似ている…。。クロ靡いて(なびいて)ます。。
帰りたがる研磨に『じゃあ避けろヨ〜』とか『クロがボール触りたがってたから』なんて会話が漫画の中でありました。。及川さん放置☆
本来の目的を思い出す及川さん。。…と云いますか誰かもわからないまま進めるの大変だな;
そんなこんなで、あとラストです。。爆