黒
□黒研
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※此方は・初めは漫画として描いたものを文章化したものです
※下手な表現の多い文章なので苦手な御方は御注意下さい
※一応・黒研の『旅行』から『もう会わない』のストーリーで完結のつもりなのでアフターエピソード的な感じで黒研を書きました
『お前じゃなきゃダメなんだ』
はぁ…今日は本当めんどくさい日だった…あ、昨日からか…。
大王様…変な人だったな…。
でも…―
研磨「流石、大王様。」
その帰り道、オレはクロにポツリと呟いた。
クロ「何が?」
…実際には態々(わざわざ)言わなくても良い事かもしれないけど。
研磨「―頭もキレるし、プレイも凄いし…。」
クロ「お前もだろ。」
…。
研磨「オレよりも体力あるし。チームも上手くまとめてる。」
オレに少し似ていて―オレに無いものを沢山持ってる―
―…チームに“必要”なのは―
研磨「あの人が音駒のセッターだったら…―
そう言いかけた時、クロに思い切り胸ぐらをつかまれた。
研磨「?!!??」
オレの目にクロがハッキリと映っているのがわかる―
あ…クロの手が…震えてる…。
クロ「確かにアイツのコミュニケーション能力なら!音駒にいれば上手くなるかもしれねェ!!」
クロ「オマエにプラス出来るもの沢山持ってるかもしれねェ!!」
クロ「でもチームに必要なのは!愛想笑いの笑顔でも仲良しごっこでもねェ!!」
クロ「チームの力を引き出す力があるのは!お前だって同じだ!!!!」
クロ「俺達はお前がいるから強くなれてるんだ!!」
クロ「体力もねぇ!根性もねぇ!面倒くさがりのお前が!そんなお前がトスを上げてくれるから!オレ達がお前にちゃんと返そうとするんだ!!」
クロ「皆お前の為に拾いまくって打ちまくってバレーしてるんだ!!」
クロ「どんなスゲーセッターよりも!!
お前じゃなきゃダメなんだ!!!!」
―…。
研磨「…。」
研磨「クロ」
クロ「?」
研磨「(胸ぐら掴んだ手)とりあえず、はなして。」
クロ「お…おう;」
研磨「ありがとう。」
…////
さ、帰ろう。
…クロは驚いた顔をしていたけれど、下を向いて顔を隠して、直ぐに笑った。
そして2人で田舎の広い空の下、帰っていったた…―。
〜あとがき〜
登場人物は2人だけのがっつり黒研ですww
最初は漫画にしたかったのに画力が無くて文章の更新になってしまいましたが挿し絵も更新しつつ最後まで書けて良かったです。。
オマケの4コマもあるのですが・出来たら更新します−3
大王様が変な人という研磨の観察眼は当たってる!苦笑
クロの台詞が続いてますが・叫びまくっているのを表現しました。。読み辛かったらすみません。。
クロが叫び終わった後に研磨の気持ちを書こうと思いましたが・割愛。。
でも最後の『ありがとう。』は・手を放して有難うではなくて・オレで有難うという意味なんだよなぁnyny…wwww
研磨〜照れてる〜wwww
このシーン漫画で描きたかったな…下描きで良ければPCサイトに上げたいです(容量)。。
ここまで読んで下さった方は本当に有難う御座います。。黒研は大好きで・最後まで書けて良かったです♪♪