流花小説☆

□初めてのキモチ。
1ページ/18ページ

流川は最近気になる奴がいた。バスケットと睡眠以外興味はなかった筈なのに。 その奴とは… 「庶民シュー!」ドガっ…「いってぇ!」 などとジャンプシュートすら失敗する桜木花道のことだ。 「どあほうが…また失敗してやがる」 何かとつっかかってきてはことごとく失敗する。 最後にはゴリに頭をどつかれる。 …だけどなぜか目がはなせない…
桜木花道。
今日も部活の練習は終了した。いつものように桜木と流川は居残り練習をする。
いつものように話もせず練習に黙々と打ち込む2人。

…が、しかし、今日の流川は練習をしながら桜木について悶々と色々考えていた。
「…なんであんなどあほうなんか気になるんだ?相手はバスケなんてまるっきり素人なただのバカ…の筈なのに…」
ダンッ!…と珍しくシュートが決まらなかった流川。

それを見ていた桜木がいつものごとくつっかかってきた。 「よぉキツネよ!随分シュートが決まらねえみたいだな!まぁ次期キャプテンの俺様にはかなわないとわかったみたいだな!なっはっはっはっ!」…などとわらっていた。
もちろんいつもの様にシカトしようとした…が。
自分のこの悶々としたキモチが何か知りたくてあえて少しだけ話をしてみることにした。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ