月夜の小説
□掴めた物は何色・色即是空に煌めく……
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ちくわ「本当に凄いにゃ……」
白葉レオ「………又吉っ!!なんで来た!?」
又吉「ダチを助けるのに理由はいらねー。なんで、一人で突っ走るんだよ!!」
白葉レオ「お前を倒す為に強くなるため何も考えずにはしらせろよ!!………くそどもっ瞬きするなよ?」
楠ジゴロウ「ふぅ〜っ骨のないやつらだ。木刀の錆にもならない」
ジゴロウは階段を上がり上を目指す。
楠ジゴロウ「ちくわ〜〜大丈夫だぞ」
ちくわ「はいにゃ」
又吉「てめぇらの頭に言っておけよ。つなかん学園に手ぇだしたらこうなるからな」
白葉レオ「………あぅっ」
又吉「レオっ大丈夫か?」
帝から受けたダメージが全身を苦しませていた。
楠ジゴロウ「なんだよ終わってんじゃん」
ちくわ「アニキっレオ君大丈夫にゃ?」
又吉「平気だよ俺はな」
又吉はレオを背中にしょう
白葉レオ「ばっ恥ずかしいだろ……痛っ、サンキュー」
又吉「いいってこと………やばっ午後授業でてないや(笑)」
ちくわ「(^_^;)やばいですにゃアニキ」
楠ジゴロウ「どうにかなるのだ」
又吉「便所にこもりきりでしたって言えばセーフさ!なぁレオ?……って寝てやがる」
又吉はレオを休ませるため自分の家に
ちくわとジゴロウは学校に戻り先生に叱られ廊下の雑巾がけダッシュの刑
ちくわ&楠ジゴロウ「とほほ……」
『又吉ハウス』は、木の上に造られた秘密基地的な家である。又吉は一人で暮らしている。直ぐ側には川があり大好きな魚を釣り主食にしている。
又吉はレオを布団に寝かせた。
又吉「(レオはあんな奴らには負けねぇはず………なのに苦戦してたな)リーダーがいるはず」
又吉はレオをみつめ出会った頃を思い出した。
又吉「バイクでひいてごめん」
……………οДο⊃
白葉レオ「?っ……ここどこだ?……………おわぁっ」
レオは布団から飛び起きた。
白葉レオ「おいこら又吉!!なんで隣で寝てんだよっ」
又吉「気持ち〜〜ムニャムニャ」
白葉レオ「起きろっていうか俺のパーカーとジーンズは」
背後から視線を感じた。ジゴロウが様子を見にきていた。窓から覗いていた。
楠ジゴロウ「ジ〜〜〜〜〜〜」
白葉レオ「ジゴロウっこれは違うぞ?誤解だからな」
焦りラクリマクリスティ
レオは顔まっか!
楠ジゴロウ「開けてなのだっ」
白葉レオ「おうっ(なんだまだ夜か)どうしたんだよ?こんな時間に」
楠ジゴロウ「ジ〜〜〜〜〜〜っ」
白葉レオ「一つ言っておく!やましいことはしてないからな」
楠ジゴロウ「体は大丈夫なのだ?心配で見にきたのだ。それと差し入れなのだ♪」
白葉レオ「心配させて悪かった。おっ温かいレモンジュースかサンキュー」
楠ジゴロウ「それはちくわに持って行くように頼まれたのだ」
白葉レオ「ちくわって良いやつだな?働き者で人想いで」
楠ジゴロウ「なのだ♪………蜻蛉帝なのだ?」
白葉レオ「っっ!……御名答なのだ」
楠ジゴロウ「ぱくるななのだ。あいつらは厄介なのだ。帝は又吉以上かもしれないのだ」
白葉レオ「止めてやるさ」
時間少々の沈黙。
楠ジゴロウ「ところで、なんで又吉と一緒に寝ていたのだ?」
白葉レオ「何か誤解してないか?気づいたら又吉が隣にいたんだよ。………いたんだよ」
楠ジゴロウ「僕というショタがいながら又吉なんかに………(´⌒`)」
白葉レオ「あのなぁ」
駄喋合いが終わりジゴロウは帰るのかと思いきや
楠ジゴロウ「泊まるのだ」
白葉レオ「そ……そっか(一つの布団に三人かよ)」
一つの布団に男の子三人。左からレオ真ん中ジゴロウ寝相悪い又吉
まぁ、そんなこんなで羽〜〜〜〜立……朝
又吉「んあ?朝か………ジゴロウっなんで居るんだよ〜!!」
一つの布団に男の子三人。レオと又吉の間にジゴロウが寝ていた。しかもジゴロウは
又吉に背を向けレオにくっつく用に寝ていた
楠ジゴロウ「〜〜〜うるさいのだ。もう少し寝たいのだ〜」
小鳥のさえずりが綺麗で空も曇一つない。そんなすがすがしい朝に又吉は朝から
又吉「走〜〜己〜ろっぉぉ(ノ><)ノ」
布団を翻したら
又吉「おわぁぁっジゴロウッなんでパンツ履いてないんだよ〜」
白葉レオ「うるさいぞ又吉。ん?ジゴロウも泊まりか………裸じゃ風邪ひくぞ?」
楠ジゴロウ「レオがいたから大丈夫なのだ〜レオって温かいのだ。」
白葉レオ「そうか」
又吉「(ジゴロウが裸なのになぜつっこまない?)二人ともおはよー」
白葉レオ「おう又吉世話になった。サンキュー」
楠ジゴロウ「おはよーなのだ。レオっおはよーなのだ〜」
又吉「(声が変わったぞ)なんか朝から疲れる」
白葉レオ「あぁ、おはようジゴロウ」
甘甘な二人であった。
『登校』
ちくわ「あにき〜おはよーにゃ!」
又吉「お〜〜ちくわっおはよー!」
ちくわ「あれからレオ君は大丈夫ですにゃ?」
又吉「あ……あぁっ大丈夫だ!元気だぞ」
ちくわ「それは良かったですにゃ。あにき昨日の放課後先生に言われましたにゃ」
又吉「なんて?」
ちくわ「サボった罰として体育用具倉庫をレオ君と放課後掃除しろって」
又吉「(>Д<)ガーン!まぁ、サボった罰だ仕方ない。」
ちくわ「ドンマイですにゃ」
『教室』
又吉「みんなおっはよ〜」
ちくわ「おはよーにゃ」
同じくクラスメートから挨拶が返される。又吉は転入初日から1ヶ月はクラスメートから嫌われていたが数々の活躍によりクラスメートのハートを掴んだ。大事なクラスメートを一人一人守る又吉。その強い姿勢と優しさにクラスメートは心を動かされた。
又吉「レオ来てないのか?」
ちくわ「あっジゴロウ君にゃ!おはよーにゃ」
楠ジゴロウ「おはよーなのだちくわ」
又吉「レオは?」
楠ジゴロウ「一度家に行くと言ってたのだ。」
又吉「そっか」
ちくわ「ちょっと心配ですにゃ」
又吉「な〜にレオなら大丈夫だって!一時間目って何?」
ちくわ「数学ですにゃ」
楠ジゴロウ「なのだ〜」
又吉「(≧×≦)ガーン!一番苦手だ。」
ちくわ「(アニキの得意科目は体育だけにゃ)」
又吉「帰りたい」
楠ジゴロウ「やれやれなのだ」
又吉は数学恐怖症。みんなに笑われている。
又吉「(≧ε≦)笑われたぁ〜」
とみんなの前で変顔を披露。更に笑いをとる!
楠ジゴロウ「なははっ面白いのだ〜」
ちくわ「にゃははっ」
みんなが笑っていたそのとき
ガラッと教室の後ろの戸が開く
みんなが一斉に後戸のほうに注目
教室に入ってきたのはレオだ
白葉レオ「……………」
挨拶もしない。クラスメートにおはよーと言われても無視
又吉「レオ〜無視なんて酷いぞ………ってレオが制服着てる」
みんなが驚いた。
レオはジーンズに黒のタンクトップに白いパーカーに紫の帽子なのだが違う
白葉レオ「お………はよう」
頬が赤かった。ジゴロウに少しの罪悪感が芽生えた。
楠ジゴロウ「……………(申し訳ないのだ〜。でも何故制服?)」
それからお昼休みにかけてレオは人が変わったように
ちくわ「(レオ君が教科書開いてるにゃ!)」
又吉「今日、台風くるのか?」
又吉のボケにもつっこまないレオ
みんなが心配していた。
『屋上』
4人の昼食場は屋上になっている。
又吉「(食いづらい)」
ちくわ「(喋って良いのかにゃ)」
楠ジゴロウ「(僕が悪いのだ)おっちくわのお弁当はおにぎりなのだ?」
ちくわ「うん!レオ君にサンドイッチを貰った事をお母さんに話したのだ。そしたら、お礼におにぎりを頑張って作ってくれたのだ。レオ君おにぎり食べてにゃ………そして昨日はありがとうにゃ」
又吉「うまそ〜おふくろの味ってやつだな〜」
みんな棒読み
レオ「じゃ〜頂くよ。ありがとう」
パクパク食べていく
ちくわ「美味しいにゃ?」
レオ「不味かったら食うの止めてた。すげーうまい」