starry☆sky
□11月3日
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「うわっ」
あいつに名前を呼ばれたと思ったらいきなり正面から抱きつかれた。
「どど、どうしたんだ?」
落ち着け俺。とりあえず落ち着け。
「おめでとう宮地くん」
「・・・何がだ?」
「え、今日は宮地くんの誕生日でしょ?」
そうだった。11月3日、今日は俺の誕生日だ。
「宮地くん、忘れてたの?自分の誕生日なのに」
「ああ。最近は忙しくて誕生日なんてもう過ぎたと思っていた」
「宮地くんらしいね」
俺の胸でこいつは笑う。こいつに誕生日を祝ってもらえる俺は最高の幸せものだと自分で思う。思ってしまう。
「宮地くんの誕生日プレゼント悩んだけど、甘いものしか思い浮かばなくて・・・。今度一緒に出かけたとき、お勧めのお店があるから食べに行こうかなーって思って」
「それいいな。楽しみにしてる」
「うん!私も楽しみにしてるよ」
これから毎年、こいつと一緒に誕生日を祝えるなんて嬉しすぎる。
そう思うと顔がにやけてしまう。変態か、俺は・・・。
「宮地くん何笑ってるの?」
「・・・いや、なんでもない」
「えー教えてよ」
「何でもないといったら何でもないんだ」
こいつに俺の気持ちを教える機会は、いつでもあるからな。
11月3日
(改めて宮地くん、誕生日おめでとう)(ありがとう)
091103
宮地ー!おめでとう!今度一緒にパフェとか食べようね!ていうかいつまでも一緒に居ようn(黙れば