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□FFZ.学生
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「よぉ。クラウド、っと」

「レノ…。またサボリ?」

「同じ授業は、受けてもしょうがないんだぞ、と。」

「去年もまともに受けてないくせに。」

「そんなことないぞ。…たぶんな、と。」

「だから留年するんだよ。」

「耳が痛いぞ、と。」

「今日は?またバイトなの?」

「ああ。」

「ザックスも?」

「あいつは、今日休みだぞ、と。用があるって五月蠅かったからな。」

「ふーん。」

「そうだ、クラウド。」

「ん?」

「そこに置いてある箱。」

「これのこと?」

「そう、それお前にやるぞ、と。」

「…これってもしかして、チョコ?」

「そうだぞ、と。」

「これ、誰かからのプレゼントじゃないの?だったら俺、いらないよ。」

「貰い物っちゃ貰い物だけど、気にすることないぞ。店の残り物だからな、と。」

「え、じゃあこれってレノが作ったやつ?」

「そうだぞ、と。」

「いいの?俺なんかが貰っちゃって。」

「自分の作ったヤツなんて食べ飽きてるしな。他にやりたいヤツもいないし。お前にやるぞ、と。」

「うわ、ありがとうレノ!!」

「1ヶ月後、楽しみに待ってるぞ、と。」

「今日女の子から沢山貰ったくせに。アンタって欲張りだね。」

「それはそれ、これはこれだぞ、と。」

「ふふ。仕様がないなぁ。他ならぬレノからのチョコだしね。期待しないで待っててよ。」

「わかったぞ、と。」






******R+C.緩やかな甘味




決してCPではなく。
友達以上親友未満な2人の関係を書きたかったのれす。
んで、クラウド愛され話が書きたかったので。
学パロ設定。FFZに載せた学パロと同設定です。
レノは2年。本来はザックスと同じ3年だけど、留年して一個下。詳しくは改めて小説書けたらいいなぁ…。
ちなみにレノさん菓子職人見習い。ケーキ屋でバイトしてます。
レノがケーキ屋(笑)
自分の設定につい笑ってしまいました。
ザックスと同じバイト先はまた別の店です。





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