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□FFZ.原作
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「煙草吸いたい…」

「そう言うなって。」

「なんか落ち着かないんだよ、食べた後に吸わないと」

「ほら、ガムやっからこれで我慢な?」

「この味飽きた」

「っとに、我が儘な奴だなぁ」

「どっちが。そもそも、俺は禁煙する気なんかないのにアンタが無理やり…」

「だって、煙草は体に悪いんだぜ?オレ、クラウドに早死にして欲しくないし」

「大袈裟だな」

「大事なんだよ、お前のこと」

「俺のこと大事なら、煙草、吸わせてよ」

「お前な、俺の言ったこと聞いてた?」

「だって、それはザックスのエゴであって俺にはそれを貫く意味がない」

「クラが禁煙してくれたら、オレが喜ぶ」

「アンタ喜ばせて俺に何か特があるのか?」

「クラウド…何気に酷い」

「だって口寂しいんだよ。早死にする気はないけど、吸いたいの。」

「んんー…」

「な?我慢は体に毒、とも言うだろ?」

「んんんー…」

「ザックス。」

「んー…ぁあ、よし、わかった」

「じゃ、吸ってもいいんだな?」

「いやいや、違う。クラウド、良いこと思いついた」

「いいこと?…って、何で近付いてくるんだよ。こら、上に乗るな!」

「そうかそうか、口寂しいってぇなら、オレ、紛らわしてやれるよ」

「ちょ、ザックスっ!」

「我慢は体によくないんだよな?で、口寂しさを紛らわせる。一石二鳥の方法があるじゃないか」

「こ、こら…っンッ」

「オレ、いつでもお前とキスしたいし、キスしてたら、お前も口寂しくなんてないだろ?」

「そ、んなの取って付けた言い訳…」

「でも、イイ、だろ?」

「馬鹿…ッ」

「これから、吸いたくなったらいつでも言うんだぜ?」

「絶対、言うもんか!」





******ZC.禁煙





うちのクラウドは愛煙家。ザックスも吸ってたけど、クラウドに禁煙してもらうべく、自らも禁煙している。
クラウドはセッタ、ザックスはマルボロっぽいなぁ。





→次『悪戯に口づけ』

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