log

□他作品.原作
1ページ/3ページ

*テニプリ*



「あづいー。」

「英二、ホラこれ飲みな。」

「ぅう、不二さんきゅ。」

「今日の最高気温、38℃だってさ。」

「げ。死ぬ。死んでしまう…」

「人間は案外丈夫に出来てるから、これぐらいじゃ死なないよ。」

「オレは死ぬの!んで涼しくなったら生き返る…。」

「都合いいなぁ。」

「夜になったら起こして。」

「あ、こら。」

「冷房さえ壊れなきゃ、パラダイスだったのになぁ」

「英二が、最近調子悪いんだよねぇ、とか言って力任せに叩くからだよ」

「だぁって!全っ然涼しくならないんだもん!元々壊れてたんだって絶対!」

「自業自得。」

「ぅう〜…」

「はい、起きて。今日は試験勉強しようって言ったの、英二だよ?」

「そうなんだけどー」

「これ終わったら、うんと涼しくなる所に連れて行ってあげるから。」

「まじで?!」

「うん。」

「何処何処っ?」

「それは、着くまでの秘密」

「ぇえ〜、不二のけち。」

「英二の好きな場所だよ。間違いなくね。」

「ちぇ。でもいーや、オレ、俄然やる気出てきた」

「ふふ。じゃ、始めようか」

「おう!」





******F+K.試験勉強




不二菊はなんとなく苦手なジャンル。なのであえて不二+菊。
友達以上恋人未満の二人が好きです。友情としてのね。




→次『300年目のピリオド/幻水T』

次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ