まろかBook

□My Sweet Smile
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『・・・・・・・。』

『・・・・・・・・・・・。』

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。』

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。』


溜息すら出ない。



コンコン・・・
「マスター?入るよ?」
扉の向こうで少年の声が聞こえる。

『・・・・・・・・・・。』

ややあって、扉が開き一人入ってくる。


(カイトじゃ・・・ない。)

幼げな少年──レンを一瞥しまた目を逸らす。

「なっ、」


『・・・・。』

「・・・・、マスター」


『何?』

ベッドから勢いよく起きてレンの前に立ちはだかる。

「ぅ・・・・・」


『だから、どうしたの?』


こんなときは、ショタっ子でも虐めて気晴らしするしかない───・・・
今、そう決めたのだ。

『ねえ?どうしたのって、』

攻めて攻めて攻めまくる。

「な、何だよ・・・元気じゃん。」


『ふっ、』

「ッ!?なんだよ、オレはっ『心配、してきてくれたの?』

ニヤリ、妖しげな微笑をレンに向ける。

「ち、ちがッ・・・・・・・・・・・・・・・・くもないけど・・・・・ゴニョゴニョ///」

『そーなんだあ、へえ』

にやにや、

レンは顔を真っ赤にしてそっぽを向いている。

『      ((ニヤニヤニヤ』

「な、なんだよ?!」

『別に?』



「・・・れじゃ・・・・め・・・・?・」


ぽそり、レンが呟く。

『ん?聞こえない』


「オレじゃ、カイト兄の代わりになれないのか・・・・?」


『・・・・・』


「オレだって、オレだって・・・・・」

『そう、そんなに言うなら、あ〜んなことやこ〜んなことしてくれる?』


そういって、少し顔を近づける。

「///////////」


顔を真っ赤にして固まるレン。

お互いの息遣いまで感じられる距離まで顔が近づく・・・・


「ま、ますたぁ・・・・///」


『ぷっ・』

「え?」

『あはははははははははははははははは!!!』


「な、なんだよ?!」


『レンはかわいいなあ、よしよし。』

「─ッ/////」

レンの髪をぐしゃぐしゃと撫でる。

『嫌なことは嫌って言っていいんだよ?あはははッ。』

「・・・・・・」

『ありがと、レンいじめたらすっきりした』


「え、」


『カイトんとこ行って来る♪』


「あ・・・・・」



パタン─────・・・・



「嫌なんかじゃ、無かったのに・・・」


バンッッッ!!!!

「へっ?!」


「いやあーーーレンきゅん爽快に振られたねぇ!!!!!!」

突然大きな声で話しかけられる。

「メイコ姉・・・・・・・・」

「本当ッ、レンには悪いけど笑いそうだったよ」

「り、リンまで?!」

「「かわいそ─に・・・・」」


「お前らぁぁぁぁぁああああ」

「大丈夫、メイコ姉さんが癒してあ・げ・る(はあと)」

グイグイとレンに詰め寄る。

「うぁ・・・い、いいからッ!!!!!!!」


「遠慮しないでぇ〜、ね?」


「あっちいけぇぇぇぇぇぇえええええええええええええええええええ!!!」
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