戦国

□天使の誘惑
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かごめは犬夜叉の上で自身の右の太股に手を乗せ膝から撫で上げる。深緑色のスカートも徐々に捲れ上がり太股の付け根まで露になった。白い腿が艶かしく光っているのを目にして犬夜叉の喉がごくりとなる。


「どう?犬夜叉。眺めいい?」

「う・・・////」

(やべぇっ!!)

かごめの遊女のような妖艶さに犬夜叉の腰元がじんわりと熱を帯びてきた。


「ふふ・・・犬夜叉可愛い・・・」

「なっ///可愛いってなななんだ!!??」

「そうやってムキになるとこよ。ほら、見てよ・・・」

そう言うかごめは更に手を進めて下着まで露にしてスカートのホックを外す。ずり落ちたスカートは左側の腰にはしっかりかかっているが右側には何の機能も果たさずただかごめの腿にぶら下がっているだけだった。


「かごめ///おおお前、その下着の色っ・・・」

「ん?ああ、黒いのもいいでしょ?私は好きだけど、犬夜叉は?」

「・・・////」

かごめの初めて見る黒い下着はかごめの吸い込まれるような白い肌を際立たせていた。当然、犬夜叉もその白さに惹き付けられる。


「犬夜叉が言ってくれないならもう穿いてこないよ?」

「っ!!・・・すすす、き・・・だ・・・・///」

「ふふっ・・ありがと!!じゃあ次は・・・」

「次って・・・はっ・・・」

犬夜叉の限界は近付き、吐く息が熱くなる。その様子にかごめは気付いた。


「まだよ、犬夜叉。もっとよくしてあげるから・・・」

「だ、ダメだ!!!もうおれ・・・」


請う犬夜叉に笑みを投げ掛け、かごめは今度はセーラー服に手を掛ける。胸元のスナップを外し細い両肩からするりとセーラーを二の腕まで下げる。更にブラジャーの肩紐まで下げ、犬夜叉の肩の横に両腕を張らせる。かごめの豊満な膨らみは腕に寄せられ益々豊満さを増した。


「犬夜叉?どう?欲情した?」

「く・・・かごめっ・・・」

「もう限界なの?」

「かごめぇっ・・・ゆ、許してくれ!!!」

慣れない言葉攻めに犬夜叉は全身の血が勢いよく走って燃えそうに熱くなっていた。


「こんなに大きくなっちゃって・・・」

「くはっ・・・!!」

かごめが衣の上から犬夜叉の自身にそっと触れると犬夜叉はびくん、と身体を震わせた。


「はあ、はあ・・・もう、やめろ・・・そんなにされたら、お、おれ・・・」

「そんなにされたら?」

「言わせんなっ!!うあ!!!」

かごめは触れていた手に力を込め強く握る。

「犬夜叉、素直に言わないとどうなるかわかってるわよね?」

(かごめがこんな事言うなんて・・・げっ、やばい!!!)

犬夜叉がひとりごちている間にかごめは口元を吊り上げて微笑んでいる。

「そんなにされたらどうなるの?犬夜叉。」

「うっ・・・だから・・・」

「だから?」

「狂っちまうっつってんだよ!!!」

くすりと声を立てて笑うかごめが一瞬手を離して許してくれたのか、と安堵していると・・・。

「犬夜叉、狂わせてあげようか?」

「っ!!やめろっ!!それだけはやめてくれ!!!!」

女の手で男が狂わせられるなんて犬夜叉にとっては一生とも言える恥だ。かごめにならそれも有り得る為、何としてでもやめさせなければならない。


「いいじゃない。私だけに見せてよ。犬夜叉の顔・・・」

「ダメだ!!!かごめ!!!!」

セーラーの着崩れたかごめを引き寄せ犬夜叉は彼女を抱き締めた。

「かごめ!!!!目を覚ませ!!!!」

身動ぎするかごめを力で抑え込む。

「お前は今のままでいいんだ!!おれの腕の中に居てくれれば・・・・・って、」


傍らからすーすーと聞こえてくる寝息。

「寝てやがる・・・。」

犬夜叉はかごめを抱えたまま衣で冷や汗を拭いた。

(あぶねぇ・・・)

かごめに、というか人生の中でここまで攻められたのは初めてだった犬夜叉にとっては滝のように冷や汗が流れ出ていた。

好いた女の前で一人意識をやるなんて恥もいいところである。

腕の中にいる少女を見やり。


(かごめって本当はすっげぇやり手なんじゃ・・・)

自分もなかなかそっちの気があると思っていたが今日のかごめを見たら自分なんぞ足元にも及ばない気がした。
とにかく犬夜叉はかごめに滅多な物を飲ませるべきではないと悟ったのであった。
















おまけ→
















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