イナズマ×イレブン

□風丸にはヒミツ
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「ん?」



試合が終わりキャラバンでの移動中
肩に重みを感じふと隣をみたら
風丸が俺の肩にもたれ眠っていた。



-風丸にはヒミツ-





「風丸?」



俺が声をかけても風丸は
規則正しいリズムで寝息をたて気持ち良さそうに眠っている。



「風丸〜?」


軽く身体を揺すってみたがどうやらそうとう疲れているみたいで全く起きる気配はない。

つまんないな……






俺は風丸の顔を除きこんだ。

いつもは前髪で隠れて見えない左目が俺の肩にもたれているお陰で見えていて
無防備な表情にドキッとしてしまう。




俺は思わず風丸の唇に自分の唇を重ねた。

そしてゆっくりと離れた。




「んっ…円堂?」


俺が離れると同時に風丸の目が開きそう言った。


「すまない肩を借りていたみたいだな…ってどうした円堂?顔真っ赤だぞ?」


風丸は俺がキスをしたことに気付かず俺の顔をみて不思議そうにそう言った。



「いっいやなんでもない…!」


俺は風丸に背を向け窓の外を見つめた。





キャラバンでの移動中
なにをしたかなんて
風丸には絶対にヒミツ。




-END-

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