12/19の日記

06:10
劇部の台本考案中
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十五分劇



登場キャスト

少女
判決神
医者


用意するもの

(未定)

暗い中、下からの照明(逆光)
判決真ん中、少女斜め後ろ。

判決「観客、審判、見届けの神々の皆様、長らくお待たせ致しました。本日の魂の懺悔の、始まりです。」

判決神後ろナナメへ下がり少女真ん中へ。
少女祈るようなポーズで下向いてる。
スポットつける。[下から照明]を消す。

判決「少女よ、話しておきたいこと、印象に残ったこと、思い出・・・なんでもいい、お前の人生を語るがいい。」

少しの間の後、少女顔を上げて語る。

少女「アルツハイマー病・・・私が診断された病名。
でも私、死んで、幽霊になった時、知っていた。その診断は誤りだったって。・・・そういうシステムだということは先ほど聞きました。
 私みたいに、違う病名で診断されて死んだ人にはちょっと酷だとおもいます。だから亡霊とか病院に取り付きやすいんだよ、きっと。

・・・脱線しました。私の病名は、クロイツフェルト・ヤコブ病・・・医療性です。
・・・・思うように動かなくなっていく身体と、急速に進行する認知症を主な特徴とする、中枢神経の変性疾患。
 発症後の平均余命は約1、2年。根治療法は今のところ見つかってはいません。」

間をおく。

「十年そこらで幕を閉じた私の生き様と、滑稽な死に様を、お話します。」

暗転。

医者「残念ながら・・・」
親「そんな・・・アルツハイマーだなんて・・・・!まだ14歳なのに・・・」



少女上手から下手へ歩き出す。
歩き出したら照明つける。

少女「あるつ・・・はいまー」

親友が下手から少女へ走る

親友「健康診断の結果、どうだった?やっぱ持病重い?」




ーーこの間考案中ーー

「ほうっといてよ!」
少女走る
「あっ!そっちは」
親友手を伸ばす
「Σずこーーーーー!!」
少女擬音を言いながらずっこける。倒れた状態のまま静止。
親友駆け寄り少女の身を起こす。
「だっ、大丈夫?ねぇ!起き・・・っ!」
親友ハッとしながら少女の上半身から身を引く。
ゴトッと痛いだろうけど少女我慢してください。
「し・・・しんでる・・・・!?」

少しの間


親友「あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
《親友がなぜかあったバナナの皮ですっころんだと思ったら死んでいた》
な… 何を言っているのか わからねーと思うが、おれも 何があったのか わからなかった…頭がどうにかなりそうだった…」

「何を言っているのか」あたりからじわじわ暗転。暗転しきったら言い終わってなくてもそこで切る。


「以上で、私の懺悔、そして私の人生の報告を、終わります。」

「よろしい。」
客席に向かう。
「この度お集まり頂いた神々よ、この者は地獄に行くほどの悪行、及び天国へ行くほどの善行をする事無く人生を終えた!よって、今回の判決も輪廻転生を言い渡す!
 異議は無いか!意義のあるものは即刻申し立てよ!!」
しばらく待つ(三秒ほど)
《客席に意義申し立てる人がいたら意見を聞いて何かと理由つけて却下しよう!(情に基づいての判断は許されるべきではない、意義を却下する)的な》

「・・・よろしい!それでは判決を下す!!」
少女に向き直る。
「はい。」
「判決! 少女よ、そなたに輪廻転生を命じる! 古の規則に従い、人間という器を授かった者の次の器はゴキブリ!」
「えっ」

「本裁判は、被告人の転生をもって、閉幕とする!」
「は、え、ちょっ待っ」

「転生!」
暗転

しばらく間

「私、ゴキブリ! え?何ゴキブリだって?それはね・・・」

明かりつける。少女四つんばい。

「ホモォゴキブリさぁぁあああホモォォォオオオホモはどこだぁぁぁああメシィィィイ!!!」
少女、舞台上をカサカサ。最後は舞台の一番奥へ。
「Σンホェ!?ホモ!ホモの気配!!そこにいるなぁ!?
 ホモォォオオオオーーーー!!!!」
少女、客席へ四つん這いで向かうがその途中暗転。

〜おわり〜

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