book1

□ケンカするほど仲がいい!?
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山本も任務に出て、部屋には2人だけになった。行っていることは、どこかの女子高生みたいにお菓子をいっぱいひろげ、不平不満をぶちまけていた。

「だいたい、あいつ自分の師匠が六道骸ってこと教えてくれなかったんだぜっ!?」

「俺もですよ!?いつもなんでも1人でやって、任務にもあまり出てくれないんですよ!?」

「こっちなんか、後輩のくせして毒舌だしさー、あれほんと何様な訳!?」

「あーでも素直なフラン君ってなんか変だよね」

「それもそうだなー。でも少しくらい敬ってもよくない?」

「ですねー」

「あ、これ、美味しいー」

「新作なんですよー」

・・・どこの女子高生だ。
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