book1
□ケンカするほど仲がいい!?
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今日、フランとケンカした。もう同じ国にも居たくない。←
「・・・で日本にきたと・・・」
「ああ・・・」
どうせならもう東に行こうと思い、日本まできた。で、泊めてもらう所は沢田家にした。
「・・・で、いつまで日本にいるの?」
「・・・・・・はァ?もう帰らねー。日本で家つくる。それまで泊めろ」
「どれだけすごいケンカしてきたのっ!?」
ツナは冷や汗をかいている。山本はただ笑っているだけ。
「あいつ、王子の前で『あの女優かわいいー』とか言ったんだぞっ!!!!?」
しーーーーーーーーーーん
((本気でくだらねぇぇぇぇぇっっっ!!!))
「そんなことで!?」
プルルルル
電話が鳴り、ツナはため息をつき、電話にでる。
『六道骸がいきなりアイドルの追っかけでもしようかなーとかいってくるんですけど、10代目どうにかしてくださいっ!!!』
と、獄寺からの電話を聞いた瞬間、いきなり部屋の空間が殺気でみちた。
「殺せ」
ガチャバキっ
受話器が粉々に砕ける。
「「・・・・・・・・・・・・」」
沈黙が続く。それを壊したのはツナだった。
「ベル、俺が間違っていた。好きなだけここにいなよ!!」
ツナからキラキラオーラがでている。
「ツナっ・・・」
「ベルっ・・・」
2人は手を繋ぎ、腹黒いオーラを放っていた。山本は「2人とも元気なのなー」と微笑んでいた。