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03/17(Thu) 22:50
被災地にいた私の友達のいとこさんとすべての被災者に贈る
紫羅

卒業という扉を開け、新しい道へ進もうとした君。


今までいた中学生という世界から、まだ何も知らない新たな世界へ期待と不安を抱き、それでも前へ歩もうとしたのに。
そんな君に運命が起こしたのは、地震と津波。
辛く厳しい道へ歩ませた。


なせそうなったのか、どうして君なのか。

問いかけても答えなんて無くて、ただ、むなしいだけで…


今どこにいますか。何をしてますか。
辛くないですか。
苦しくないですか。
ーーあなたは無事なのですかーー。



そう問いかけても、答えてくれる君はいなくて…
ただ、無という闇しか無くて…。


あの日の元気な君に会いたい。私がバカやると笑ってくれる君に会いたい。

笑顔で優しい君に会いたい。


でもそんな君がどこにいるのかさえもわからない。

今すぐにでも君を探しに行きたいのに。
不安に押しつぶされそうな君を抱き締め『大丈夫だ』と言いたいのにー…。


声さえもかけられないことに己の無力さを痛感する。

私が君に出来ることは何も無くて、ただ、君から来る連絡を待つだけで、祈ることしか出来なくてーー

いつもなら信じない神サマも、今はいるて信じて、願う。

あなたの無事を。

こんなことしてるって知ったら君は笑って私のことをバカにするだろう。


でも、そんな君を見たいんだ。


どうかお願い。無事でいて。


また君と一緒に笑いたい。

また君と一緒にバカやって、怒られて、ヘコんで。
でも、お互い慰めあって…



二人一緒に見たあの日の風景を、また見たい。


だから今もいつもの口調で話しかけてくれる君が生きている、と信じてる。


だから、また一緒にあの場所で笑おうね?


     終


(安否不明者である友達のいとこさん、そして、すべての安否不明者の方々が無事であることを祈っています。)
W41CA

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