頂き物

□ありえない訪問
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もうこの際誰でもええ


誰か助けてくれ!!;



いや初っ端からこれはどうかと思うけども


ふと目が覚めたら


「…………誰だお前」


『………あはー…』


知らん人の家に不法侵入してたらどうすればええのか教えてくれ


『(しかもなんか体格ええのが揃っとるーーー!!!;)』


俺一瞬で負ける自信があるわ



      【ありえない訪問】



「あぁ,トリップか」


『ごめん美咲,説明して欲しいんやけど』


「だからー…」


ここで反則的必殺技.【かくかくしかじか】


ほうほう成る程


つまり俺は別の世界からこの世界に来た,と…


『んでこの兄さん達も俺と同じってことか』


「そうだ」


へー



『そっかー,なんやおもろいことになってもたなぁ』


「軽過ぎるでござるよ!?」


おぉ,どーした赤兄さん


それにしても美咲は美人さんやな


ちょっと男勝りやけど


「Hey boy.それがこいつのいい所なんだYou see?」


『いや分かってますて』


青兄さんが刀を構えながら脅してきた


銃刀法違反とか大丈夫なんやろか


いや康ちゃんのスタンガンもあかん気がするけど


『さっきも言うたけど俺の名前は貴沙羅凪斗や


少しの間やろうけどよろしゅうな』


俺の自己紹介に兄さん達も名前を言うてくれた


えー…


赤兄さんが真田幸村


迷彩兄さんが猿飛佐助


青兄さんが伊達政宗


黒兄さんが風魔小太郎


緑兄さんが毛利元就


紫兄さんが長曾我部元親



…なんやひっかかるけど放っとく


やって認めたらあかん気がするもん



にしてもみんなええ体格やなぁ


『なぁ紫兄さん』


「??(キョロキョロ)」


いやいや,あんたの事やで


『(かーわえぇw)


うら♪』


「うおあっ!?;」


紫兄さんの固そうな腹筋に抱きついてみた


ほー,羨ましいなー


カッチカチや!!


そして慌ててる兄さんがかわえぇ


「…凪,お前はそういう奴か?」


『何が?』


美咲(+兄さん達)がすんごい微妙な目で見てくるからすぐに離れたけどな


「………」


「毛利,なんでそんな不機げ痛ぇぇぇぇぇえ!!」


『兄さん!!;』


あ,なんか近親感

 
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