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□お願い☆ボニーちゃん!
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ボニーは人間を子どもにしたり年寄りにする能力があるらしい。
その話を聞いて、ローとゾロは隣にいる恋人を見た。
ユースタス屋が子どもになったら…
サンジ が子どもになったら…
2人の目が突然キラリと輝いた。
と同時に、ローはキッドを、ゾロはサンジを担いで駆けた。
「おい、トラファルガー!!」
「ゾロ、降ろせ!!」
担がれている2人が叫ぶが、担いでいる2人は聞くはずもなく走り続ける。
「ん?」
ピザをほおばっていたボニーは動きを止めた。
「どうしたんすか、船長?」
「何か来る」
ボニーの視線に合わせて、船員たちもそちらを向いた。
すると、ボニーの言葉通り4人の男が現れた。
4人のうち2人は担がれており、それが不満なようでムスッとしていた。
「お前か、ジュエリー・ボニーってのは」
息を調えながらゾロが聞いた。
「あぁそうだよ。っていうか何の用だ?トラファルガー・ローにロロノア・ゾロが揃って。担がれてんのはユースタス・キッドじゃねェか!」
ボニーは驚きながらもどこか呆れているようだった。
「頼む、ユースタス屋を子どもにしてくれ!」
「頼む、 サンジ を子どもにしてくれ!」
2億の賞金首と1億2千万の賞金首の鼻血を出しながらの頼み事に、周りはシーンとなった。
「うわ、ヒクわー」
ボニーは顔を背けた。
―終劇―