1〜50/51〜100/101〜150/151〜200/201〜250/251〜300/301〜350/351〜400/401〜
401:陽炎揺らぐ荒野に佇む、その姿を待っていたのだ。
402:何を思い出したかも何を想っているかも解らないのに、
403:夕陽が焼けて沈んで行く、真っ赤に燃える空
404:ついさっきまで凍えて居たのに、
405:危う過ぎるその剣を叩き折る
406:それを封じ込めたのは俺だった。
407:消し炭になった森に覚えはなくて、
408:夢の境界線が曖昧になる夢を見た
409:言い聞かせる様に繰り返した言葉
410:返り討ちに遇いたいと思うんだ
411:落ちない太陽に首を挿(ス)げ替えて
412:浅い夜に朝待ちの子守唄が消える
413:山積みされたケーキを見上げ、
414:あろうことか、それは美しかった。
415:どうも世界はこの手がギリギリ届かない広さらしい
416:前提条件を省かないで下さい
417:きっと死に逝く私には、明日に関わる約束は出来ないのです。
418:弱い私はそれが一番こわいのよ
419:呆けた俺はあの時と同じ顔をしていた
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